
投資損益-1,070,025円【暴落と言う現実にどう向き合おう】
トランプさんの一方的な関税によって、世界的な株価大暴落
私ももれなく巻き込まれました。
3月26日、投資の運用益が1,698,856円でした。
4月7日、投資の運用益が628,831円でした。
この間に差し引き1,070,025円の評価額が吹っ飛んだことになります。
iDeCoまで含めた私の資産額も
810万円から710万円になりました。
10年前は生活保護を利用していた私が
節約などでこつこつ貯めたお金を運用していた
10年の人生の成果とも言えるなけなしの資産です。
それを受けての私の感情ですが
そこまでの衝撃は無く
安くなっているから株を買いたかったのにお金が無くて残念
というものでした。
私は生活保護に頼っていた10年前と
今でも生活水準をさほど変えていないので
100万円あれば半年以上、8か月生活できます。
8か月暮らしていける100万円というのは間違いなく大金のはずなのですが
それを失ったにしては心へのダメージがあまりにも少ないなと言う印象です。
暴落に伴い、株式投資に対して思うこと
私の運用スタイルをまとめてみます。
株は余裕資金で
私が株式投資に回しているお金は
無くなるとさすがに困りますが
3年間は使えなくても困らない範囲のお金です。
そして株価についても、今の株価に一喜一憂するよりは
20年後くらいにどうなっているか
というのが一番の関心事です
なんならそれなりに株価が下がってくれた方が、買い増し出来るので安くなってくれればラッキーです。
これが1か月後に家を買うための資金、失ったらいけないお金だとしたら尋常ではなく取り乱していたと思います。
株は余裕資金で、これは大鉄則です。
このことを改めて思い知らされました。
株価は上がるし下がる
コロナの暴落の時も、株価は乱高下しました。
70万円程だった資産額が、一時的に50万円くらいになりました。
まだまだ投資にそこまでのお金を掛けられていなかったので、金額としては大したことありませんが
3割くらいの資産が吹っ飛んだことになります。
正直、この時は結構動揺しました。
初めて経験する暴落というのが大きかったです。
ですが、この規模ではなくても株価は上がったり下がったりを繰り返します。
5年くらいこの株価の増減と付き合っていると
日々の値動きに鈍感になってきました。
下がったら上がりますし、上がったら下がりますし
いちいち一喜一憂するのに疲れたというのもあります。
株価は上がるし下がる、そういうもの
と言う形で割り切れるようになりました。
私は一度株を買ったら基本放置スタイルです。
よほどが無ければ売りません。
暴落は皆巻き添え
嫌な考え方ですが
今回の暴落で相対的に私が貧しくなったかと言えば
全然貧しくなっていません。
100億円運用している人は10億や20億くらい吹っ飛ばしてますし
1000万円運用している人も100万円単位で吹っ飛ばしてます。
私も100万円が消えたわけですが
投資に参加している人も保有資産に見合った金額が消えています。
自分一人が損したわけでもありません。
正直、取り乱さない原因はこれだと思います。
これが私がピンポイントで持っている株が大きく暴落するものであれば
取り乱していたかと思います。
期限のあるiDeCoには要注意
株価が暴落しても気にならない理由は、別に株価が大暴落しようが
株価が戻るまで持っておけば本質的になんてことないからです。
iDeCoに限ればそうもいきません。
iDeCoは今回のような暴落のタイミングによっては、最悪の運用になります。
運用していた800万円が、数日の暴落で600万円になった
普通にあり得ることですが
別に普通に運用する分には売らなければ問題ないです。
しかしiDeCoには運用期限があるため、売ると決めたら例え暴落しても売らなければなりません。
もし、iDeCoの運用金を受け取るために
それまで投資信託で運用していた資産を現金化する際に
今回の暴落のように評価額が一気に落ちたらたまったものではありません。
iDeCoでの運用が残り5年を割ったら
今のような投資信託一辺倒から
債券や現金に少しずつ段階的に
シフトする必要をあらためて思い知らされました。
出口戦略は雑にではなく、きちんと考えるべきですね。
今後は
株価は大暴落しましたが、今後も懲りずに積立投資や個別株を買い漁っていきます。
あと10年はこのスタンスを変えない予定です。
話は変わりますが、トランプさんのぶちあげた今回の関税は
内容的には一方的な関税でしかありませんが
これを「相互関税」と素直に言っている人は普段何を考えて生きてるんだろうか疑問です。
