生活保護に関する考察

元生活保護受給者の私が「こいつクズだ」と思ってしまう生活保護受給者とは

私が生活保護受給者の方々に思うことは、その人によって様々です。大変なのに頑張ってるなと感じる方から、こいつクズだなーと感じてしまう方まで、本当に色々です。

今回は、私がクズだなーと感じる生活保護受給者とはどういう人か、私見をベラベラ述べようと思います。

一言で言ってしまえば、「2人以上で暮らし、他の人の分の生活保護費まで使う生活保護受給者」は、ガチ物のクズです。

なぜ私がそう考えるのか、理由は生活保護費支給額の決め方にあります。

生活保護を利用した経験のある方なら知っていることですが、生活保護費の支給額は、世帯構成と年齢によって決まります。

世帯が何人であっても支給される固定額の生活保護費を世帯人数で割った金額と、世帯員個人の年齢に合わせて支給される生活保護費、合わせた金額が一人一人の取り分です。

例えば、
Aさん(父親)
Bさん(母親)
Cさん(子供)
が同居する世帯の場合

世帯の生活費として6万円
30歳男性のAさんに5万円
29歳女性のBさんに5万円
5歳男性のCさんに4万円
(あくまで例なので、金額は適当です)

これを振り分けなおすと

30歳男性のAさんに7万円
29歳女性のBさんに7万円
5歳男性のCさんに6万円

となるように、生活保護費は誰に○○円
というのが明確に決まっています。

その上で、世帯ごとにまとめて生活保護費が支給されます。

あくまで世帯全員の分をまとめて預かっただけで、例えばAさんが合計23万円を受け取ったからといって、全てがAさんに対する生活保護費ではありません。

これを全く意識せず、全て自分が使い道を決めて良いと思っている人が居ます。

一般家庭であれば、仕事をしてお金を稼いだ人がお金の使い道をどう決めようが割と自由ですが、生活保護世帯であれば、自分の取り分を超えて他の家族分の生活保護費を使うのはおかしいんじゃないか?というのが私の感覚です。

同意頂ける方も多いのではないでしょうか?

なので、先ほどの例で言うなら

・取り分7万円のAさんがパチスロなどで遊び、食費や外食費など含め、自分のために1ヶ月に9万円消費した。
・取り分7万円のBさんはソシャゲ課金などして、食費や被服費など含め、自分のために1ヶ月に9万円消費した。
・取り分6万円の子供のCさんは、食費など、自分のために1ヶ月に2万円消費した。

このような消費行動をした場合、Cさんの取り分にまで手を付けるAさんBさんは、クズ要素を煮詰めて人間の形にした存在だと言えます。

つまり、他の家族の取り分であるはずの生活保護費にまで手を付け、気持ちよくなっているタイプの人はクズだと思います。

クズでない人は、ここで子供の取り分には手を付けず、そのお金で子供に楽しいことを経験させたり、習い事をさせたり、将来のために貯金したりします。

以上、とある生活保護受給者の家計簿を見て、この人子供のために全然お金回さないんだな…というのを見てモヤモヤしたので、なぜモヤモヤするのか、そのモヤモヤを言葉にしてみました。

もし生活保護世帯において、家庭内にこんなタイプの人が居るなら、将来的に距離を置くことも考えた方が良いんじゃないかと思います。仮に自分の親がこういったタイプなら、将来的に食い物にされる可能性が高いので、さっさと距離を置いてください。

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