生活保護受給者の知人とケンカした時の話【金銭や物品のやり取りは控えるほうが無難です】
人間関係も色々あり、時にはケンカすることだってあります。
今回は、生活保護を受給している知人とケンカした時、私がどんなことをしたかをお話しします。
先にお断りしておきますがこのお話、だいぶ読み味が悪い話だと思います。
その知人は、子供が大人の姿をしているような色々な意味でアレな方でした。
知人のつもりに積もった言動に対して、こいついい加減にしろよと私はイライラしていました。
中でも何よりイライラしていたのが、貸したお金を返さないことです。
病院に行くためのお金を2回建て替えたのですが、それを返さないことにさすがにイラっとしましたね。だって福祉事務所からそのお金貰ってましたし。
私にお金を返さずにソシャゲに課金していたので、それはさすがに返せよと私の限界が来ました。
そこで
「◆◆にお住いの○○さんの件でお話があります」
「○○さんが病院に行くためのお金を建て替えたのですが、返して頂けていないので、代わりに次の生活保護費から支払っていただけないでしょうか?」
と、福祉事務所に電話しました。
実際はお金を建て替えたというか、私がお金を入れていた私のICカードを貸して使わせてたので、その証拠として利用履歴を印刷して送ってみました。ついでに私がご飯をおごった時のレシートとその店舗で撮影した写真も添えて。
その結果、知人はなんか福祉事務所と揉めて、ただでさえ不安定なメンタルがボロボロになっていました。
電話とかしたのですが、ちょっと何言ってるかわからなかったし、会話にならなかったです。その中でも、「不正受給」とか「家庭調査」とか、元生活保護受給者の私としては物騒な単語を聞き取れました。
そのまま知人と縁を切ってしまったのですが、今でも元気でいるのか、さっぱりわかりません。
実は建て替えた1500円程は返ってこずに今に至ります。それでいいのかという気もしますが、電話した時に知人の情緒不安定な声を聞いて、どうでもよくなりました。
正直言って、福祉事務所に電話した時からこうなるだろうなとは予想していましたし、全く後悔なども無いです。私が追いつめちゃったのかなという罪悪感もありません。
ただ、なんかこう、ソシャゲで10歳の無課金相手に廃課金して叩き潰すみたいな、メジャーリーガーが小学生相手に150kmのストレートを投げてストライクを取るような、後味の悪さがあったことも事実です。
しょうがないですね、結果的に私からお金を得ているのにそれを報告していないという、福祉事務所目線に立てば不正受給案件なわけですし。
ただ生活保護の収入申告について理解していれば、こうなることも理解できると思うので、それを理解できなかったかぁという残念な気持ちになりました。
このやり方は、他にも応用が利きます。
例えば、半同棲状態の生活保護受給者の恋人がいたとします。
普通にお付き合いが進めば、金銭や物品についてもやり取りがあるかと思います。
そこで、福祉事務所に「○○さんに、〇〇を買ってあげたり、○○さんの家で食べる食材を自分が買ったりしたのですが、これに関して何か報告必要なんでしょうか?」
と、聞いてみる感じです。
あるいは、アマゾンで欲しいものリストがありますよね。
その機能を利用してプレゼントを送った相手に対するやり方です。
自治体にもよりますが、8000円以上のプレゼントは収入申告の対象なのに加え、生活保護費の減額対象になることがあります。本来は8000円未満であっても収入申告の対象ですが、雑所得になり、生活保護費の減額対象にならない可能性が高いです。
これも同様に、福祉事務所に「○○さんに●●円の◎◎を買ってあげたけど問題ないか?」と聞いてみる感じです。
ここまでお読みなら、これらは福祉事務所に相談するやり方なので、相手の名前、住所がわかっていることが条件になることが分かるかと思います。さらに、相手がそれなりのたかり体質、クレクレ体質であることが、前提になっています。要するに、相手への金銭や物品の授与を福祉事務所へ相談します。
状況が結構限定されますが、福祉事務所を引きずり出すため、ケンカするときのパンチ力は相当高いです。
正直言って、その相手との人間関係は修復不可能なほど壊れるかもしれませんが、こういう手段もあるというお話しでした。
もちろん、大抵の生活保護を利用されている方は、お金の貸し借りや物品を貰うことに無関係だと思います。できるだけ、お金や物品に関しては身辺をきれいにしておくと、いざという時のトラブルも少ないです。