子供に家事をして貰うには
貧乏暇なし、という言葉がありますね
経済的に苦しい方は、時間にもあまり
余裕が無いのではないかと思います。
そんな方は、家庭での家事の負担が減れば
時間に余裕が出来て
節約について考えたり、実践したり
色々楽になるのではないでしょうか。
1人暮らしの方は、どうしようもありませんが
もしお子さんがいらっしゃる方は
家事をやって貰うのはどうでしょうか。
子供が全然家事をしてくれないのと
1日に30分から1時間ほど
家事をしてくれるのとでは
負担は全く変わってくるはずです。
とはいえ、子供の側にも
いろいろ言い分はあります。
そこで今回は、子供に家事をやって貰うために
子供にとっての家事をしやすい環境
しにくい環境について
私が子供のころ、家事をしなかったのは何故だったか
という視点も入れて述べていきます。
※子供に家事をさせるなんてかわいそう
という考え方もありますが
そうお考えの方は、ご自身が亡くなった時のことを
考えてはいますでしょうか?
子供に苦労はさせたくない
という考え自体は尊敬します。
が、ご自身が亡くなった先のことを考慮しないのは
自分が亡くなった後は
お子様がどうなろうと知ったことじゃない
と、考えるのと同じことです。
さすがに小学生にもなっていない子供に
家事をしてもらうのは私も反対ですが
家事は高校卒業と同時に
いきなり出来るようになるものでもありません。
お子様のためにも少しづつ
家事を出来るようになって貰いましょう。
目次
子供の目線で考える
家事をしやすい環境を整える
分担はバランスよく
まとめ
子供の目線で考える
子供の目線、体格、利き手など
考慮しましょう。
背が低くても高すぎても
家事はやりにくいものです。
身長も10センチ変われば
見える景色がだいぶ変わります。
あなたにとって料理をしやすいキッチンも
子供にとってはそうでないかもしれません。
子供の体格については
変えられるものではないので
どんな家事なら取り組みやすいか
を、考えましょう。
加えて、まだ小学生でしたら
どれくらいの重さのものまでなら持てるか
というのも把握しておきましょう。
家事をしやすい環境を整える
私は家事を全然手伝おうとしませんでした。
その理由ですが
家の中が非常に散らかっていました。
そして、特にキッチンは
ゴキブリの糞の匂いなどで満ちていました。
生理的に無理というやつです。
そんな場所に近寄りたくもありませんよね。
なので、私は実家に帰っても
料理だけは絶対にしません。
これは極端な例かもしれませんが
家事をしやすい環境
しにくい環境というものはあります。
置いているものが邪魔になっていないか
道具が使いにくい配置になっていないか
など、見直してみましょう。
分担はバランスよく
家事はご自身も含めて
お子様と「分担」しましょう。
また、ご自身が行う以上の量の家事を
子供にお願いするのはNGです。
(特に、働いた経験のない子供は
仕事がどれだけ大変かわからないので
家事だけを見てお母さんは頑張っている
おじいちゃんは頑張っていない…などと考えます。
そのため、子供の方が家事を多くするようになると
不公平だという気持ちが凄くなります。)
例えば、お子様が2人いらっしゃれば
ご自身を含めて3つの家事を分担しましょう。
そして、分担するときの言い方ですが
子供の立場で考えると
「洗濯物をたたんで」
と言われるよりは
「・洗濯物をたたむ
・お風呂掃除する
・トイレ掃除する
どれをやりたい?」
と選択肢を提示され、自分で選ぶ方が
自分で選んだものだからと納得して
取り組めると思います。
誰も選ばなかった不人気な家事は
自分でやりましょう。大人として
また、家事をやって貰いすぎないようにしましょう。
不慣れでとても時間がかかってしまう
というのは仕方ありませんが
慢性的に毎日2時間以上
家事をやって貰っているとなれば、
家庭内の家事の量を見直した方が良いです。
まとめ
子供が家事に参加してくれると
間違いなくご自身は楽になります。
今回は触れませんでしたが
言い方や褒め方などにも気を配ると
子供も家事に参加しようという気になります。
時は金なり、と言います。
時間が浮けば、残業を少し多くしたり
懸賞に応募したり
スマホや保険の見直し手続きをしたり
忙しいからと言って手を出せなかった
色々な生産的な活動が出来ます。
考え方はご家庭それぞれあると思いますが
「子供に家事に参加してもらう」
という選択肢があることも忘れないでください。