生活保護での生活

生活保護受給者の入浴頻度とにおいの問題

節約などの理由で入浴頻度を減らす方がいます。特に、生活保護受給者の方は、毎日入浴する方の割合は5割程度になっています。生活保護受給者の入浴頻度をまとめたデータを紹介します。

家庭の生活実態及び生活意識に関する調査 / 平成28年家庭の生活実態及び生活意識に関する調査 生活保護受給世帯からデータを引用しました。

とはいえ、世帯によって差があり、母子世帯は9割前後が毎日入浴しています。入浴頻度を減らすと言っても、必要に応じてといった感じですね。

さて、統計データのお話しはここまでとして、ここから個人的な話をさせていただきます。

私が以前働いていた警備の現場では、とてもとても強いにおいを放つ方がいらっしゃいました。因みにその方は生活保護でも何でもありません。

タバコと汗と口臭と加齢臭と色々なものが混ざり合った、形容しがたいにおいです。敢えて言うならドブの中で腐敗した魚の匂いでしょうか。

皆いい年をした大人ですので、さすがに表立ってにおいを指摘することはありませんでした。しかし、誰もが彼との会話をさっさと終わらせたいと考えていました。

彼との引継ぎは最小限の会話になり、要点を一方的に伝える感じになりました。

ある日、彼が主に警備を担当する場所には、これまでそこには無かったはずの消臭スプレー、消臭剤が置かれていました。

これは彼のにおいに音を上げた同僚の自腹による提供でした。1日で1万円程度の給料をもらえるアルバイトでしたが、同僚は3千円ほどの自腹を躊躇なく切っていました。非常に爽やかな表情で明かしてくれました。

彼と担当場所が交代した人の大半が、消臭スプレーを撒いていました。彼の座った椅子は避けられていました。彼の座った椅子に座るくらいなら、立って仕事をする人もいました。私も含めて。
※受付や監視なので、椅子に座っても立っても出来る仕事です。

彼からは色々な人に話しかけていましたが、彼に積極的に話しかけようとする人はいませんでした。

仕事に関しても、真面目に取り組む人ではありました。しかし、周囲にコミュニケーションを避けられていたことから、誰も積極的に彼に仕事を教えたがりませんでした。加えて、ミスをしたとしても指摘されないので、悲しいくらいに仕事において成長できません。彼は半年ほど仕事をしていても、仕事ぶりが初めて入った時とさほど変わっていませんでした。

もし彼ににおいが無ければ、彼への待遇は全く違っていたと思います。そして、全く別の生活があったと思います。

その後、私は警備の仕事を離れたので、彼がどうしているかは分かりません。 元気に警備の仕事をしているのかもしれませんし、他の仕事をされているのかもしれません。

結局、彼のにおいの原因は最後まで分かりませんでした。入浴頻度を上げれば改善されたかもしれませんし、タバコをやめれば改善されたかもしれません。

ただ言えるのは、強いにおいによって不快になる人がいたことと、当人も不利益を受けていたという事実だけです。

もし、生活保護受給者で入浴頻度の少ない方がいらっしゃるなら、匂いがあるかもしれない点はきちんと把握しておきましょう。自分の匂いは自分では気づきません。ただ、1日くらい入浴しなくてもにおいなどしない方もいます。逆に1日1度以上の入浴やシャワーを取り入れているなら、それ以上はやりすぎにならないように注意も必要ですが。

また、匂いが気になるのであれば、入浴に限らず掃除、洗濯の習慣も見直した方が良いかもしれません。狭い1R生活でしたら、排水管の匂いが衣類に付くこともあります。入浴しても同じ服を着ていれば、汗の臭いがするかもしれません。

そして、仮にご自身の入浴頻度が少ないとして、それに納得しているとしても、お子様だけは絶対に巻き込まないでください。『臭い』というのはいじめの直接的な原因になります。

とはいえ、私も生活保護を受給していた際の入浴頻度は毎日ではありませんでした。理由は金銭的な理由でもなんでもなく、ただ面倒だったからです。正直、匂いはあったかと思ってます。それを自覚していたので入浴しなかった日は外出しませんでしたが。

こちらをご覧の方は、匂いというしょうもないもので人生をフイにしないでいただければと思います。

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