健康で文化的な生活

2年間便秘と無縁なのはココアのおかげ…かもしれない【食物繊維の塊】

会社の人が便秘で辛いと言っていたのですが、そういえば私、便秘とか久しく経験していないなと思いました。思い出す限り、2年以上は便秘で苦しんだ経験ありません。

そして私の食生活を思い出すと、ずっと習慣にしているものがありました。

ココアです。

私は毎朝、活動前にココアを豆乳で割って飲んでいます。

これが便秘に効いているんだろうなと思いまして、そう思う根拠はココアの栄養量です。

便秘に効くと言えば食物繊維だというのは、認識している方も多いかと思います。ココアの食物繊維量はとても多く、私が毎日飲んでいるものは1杯辺り4グラムの食物繊維が取れることになっています。

厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2020年版)炭水化物 によれば、30~49歳の成人男性で21グラム、成人女性では18グラムが食物繊維摂取の目標です。

ココア1杯で、1日に必要な量の4分の1から5分の1が取れる計算になります。5分の1だけ?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これはレタスで2玉分に相当する量になります。

まあレタスって食物繊維いっぱいに見えて、実は見た目ほど食物繊維の量は大したことないのですが、結構な量なのは伝わるかと思います。

同じく「厚生労働省日本人の食事摂取基準(2020年版)炭水化物」からの情報ですが、現在の日本人成人(18 歳以上)における食物繊維摂取量の中央値は13.7 g/日ということです。なので、これに4グラムがプラスされれば大分目標に近づくことになります。

一応注意点として、ココアは商品によって品質が全くの別物と言っても良いほど変わってきます。

ココアの原料比で100%ココア(ココアバター&カカオマス)のものもあれば、25%程がココアで残りは砂糖などという商品もあります。勿論ココアの比率が高いほど栄養も多くなっています。

因みに私の飲んでいるのはこちら、ココアのカカオ分が70%です。

ただ、ココアの比率が少ないものは飲みやすいので、一概にココア比率の少ないものはダメだと否定もできません。反対にココア100%なんて、もし水で割って砂糖を加えずに飲もうとすると苦くて飲めたものではないです。自分の好みで選べば良いんじゃないかなと思います。

私はもともと、カカオ70%はちょっと苦いと感じて少し砂糖を入れていましたが、いつの間にか入れなくなりました。慣れるとこれくらいの甘さ控えめがちょうどよくなりました。

ともあれ、ココアと一括りにするのではなく、商品によって全然違うというのは抑えておきましょう。

当たり前の話ですが、ココアばっかり飲んでも栄養が偏ります。極端な暴論を述べるなら、ココアを1日5杯飲めば1日当たりの食物繊維は摂取クリアになります。

ただ、ココアを飲むならそれだけ他の食品を食べる量、ひいては他の食品から得られる栄養が減るはずです。何事もほどほどにするのが大事です。

以上、ココアについて語ってみました。

ココアなんてちょっと高いと言っても数百円の話なので、別に大した出費になりません。

健康食品などよりよっぽど手を出しやすいはずなので、便秘に悩んでいる方は試してみれば良いんじゃないかなと思います。

ついでに余談ですが、食物繊維の多いお菓子として

ポップコーン

は、1袋でレタス1個以上の食物繊維を含んでいます。商品によってはレタス2個分の食物繊維を含むものもあります。

ジャンクフードを食べたい時というのはどうしてもあると思いますが、そんな時でも少しでもマシなものを食べようと考えると、ポップコーンはなかなか優等生です。

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