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人に相談するときの方法【相談できない・相談が苦手を克服するには】

人に相談しよう
人に相談すればいい
人に相談することが大切

そんなこと、頭ではわかっていても、いざ実行しようとすると難しいという方いらっしゃるかと思います。かく言う私も人に相談するのは苦手です。相談するのが遅くなり、何度も怒られたり、一人でどうしようもなくなった経験も多々あります。

今回は、人に相談するのが苦手な私が、相談するときどんなことを気を付けているか、どう苦手な相談と向き合っているかを考えてみました。仕事上での相談と、人生における相談についてごちゃごちゃになっていますが、どちらも相談という本質は同じです。

人に相談するために
・相談できない理由を振り返る
・仕事の相談は、丸投げしないようにする
・早め早めに相談する
・事前に声に出す
・チャットツールやメールを利用する

・相談できない理由を振り返る

そもそも、どうして相談が苦手だったり出来なかったりするのでしょうか。相談できない、相談しにくい理由をまとめてみました。

〇ダメな奴に思われないか

人に相談するということは、○○が出来ないということを伝えることになります。○○が出来ないダメな奴と思われるのが嫌、という気持ちもよく分かります。

身も蓋も無いことを言いますが、別に伝えなくても○○が出来なさそうということはちゃんと伝わってしまいます。口に出さなくても、実績見れば○○が出来ないんだなって普通に分かりますからね。隠し通せるとか思わない方が良いです。相談しようがしまいが○○が出来ないというのは伝わってますので、無用な心配です。

むしろ、さっさと相談した方が、「○○出来ないのに誰にも相談しないやつ」と下がる一方の評価を下げ止まりさせ、それ以上ダメな奴と思われなくなります。

〇相談しても何も解決しないんじゃないか

例えば親に問題があり、親に相談しても何の解決にもならなかった経験を積み重ねると、相談しても無駄だと考えるようになります。非常に共感できるのですが、これは言ってしまえば、相談相手を間違えただけです。

次の人に相談しても、確かに無駄かもしれませんが、相談してよかったと思える場合もあります。これまで何の解決もしてくれなかった親には今更相談しないなど、相談してダメだった実績のある相手は相談しなくていいと思います。

ですが、これから相談しようと思っている相手は、相談してあてにならなかった実績があるのでしょうか?特にないなら、相談しても無駄と考えず、一回相談してみましょう。

〇相談するのは迷惑なんじゃないか

確かにその人の時間を奪うという意味では迷惑です。ただ、もし今抱えている問題が上手くいかない時、その人が後始末することはないでしょうか?

その人からしてみれば、なんとかできるうちにさっさと相談して欲しいと思っているかもしれません。遠慮なく相談しましょう。

また、無料の○○相談、公的機関への相談などは、相談されることが仕事です。お金を貰っている方々なので、迷惑とか気にする必要はありません。

・仕事の相談は、丸投げしないようにする

仕事で、相談したら「自分で考えろ」と返される。
自分で考えたら「分からなかったら相談しろ」と言われる。
こんな経験は無いでしょうか?

本当に相談した相手が酷かった可能性もありますが、仕事を丸投げするような相談になってはいなかったでしょうか?

例えば

○○どうすればいいでしょうか?

と相談しても、それはもはや相談ではなく、仕事の丸投げになります。

どうすればいいかは分からないなりに

○○という手順で進めるつもりです
自分は○○するつもりです。

問題は無いでしょうか?

などという形で自分の意見を主張し、許可を貰う形にしましょう。出来ないなら出来ないなりにでも、仕事は自分でやる必要があります。全く意見が無いというのは避けたいです。

・早め早めに相談する

どうせ相談しなければならないのなら、せめて少しでも早く相談することでも、心理的なハードルを下げることが出来ます。

少なくても「なんで早く相談してくれなかったのか」と思われることはありません。

相談というものは、時間がたてばたつほどしにくくなる傾向があります。

時間が過ぎることによる状況悪化
もうここまできたら相談できないという意地

思い当たることはないでしょうか?

相談というものは、さっさとする方が良いことは多いです。

・事前に声に出す

上手く相談できるか不安、ということでなかなか相談できないことはないでしょうか?

事前にどう相談するかしゃべってみましょう。

面接や発表などでは、事前に練習したこともありますよね?それと同じです。相談だって練習しても良いんじゃないでしょうか?一度声に出せば、いくらか緊張を抑えて相談できます。

しゃべるのがはばかられるのであれば、頭の中で口に出すだけでもだいぶ変わります。

・チャットツールやメールを利用する

対面でも怖い

電話でも怖い

相談するのが怖いという気持ちは無いでしょうか?

ですが現代では、チャットツールやメールを利用して相談することができます。

編集が出来るので、じっくり考えることが出来ます。

仕事でも、デスクワークであればchatworksやslackで、声を出さずに相談することが出来ます。もちろん会社によりますが、特に情報通信系の企業であれば、非常に高い確率でチャットツールを使っています。最近はテレワークも伴って、対面での相談は減ったので、コミュ障にとっても働きやすい環境になったと実感しています。公的機関への相談も、メールなど使える場合もあるので、会話が怖い方は検討してみて下さい。

・まとめ

以上、私が相談するときに考えていることを述べました。まとめると、相談するのはいつまでたっても抵抗がありますが「さっさと相談した方が良いことがある」「相談しない方が相談するよりひどい状況になる」と割り切って相談しています。相談して良かった経験があれば、次の相談はちょっと心理的ハードルが下がるので、だんだん相談が苦にはならなくなります。私もかなり相談をするのが嫌いだったのが、ちょっと相談をするのは抵抗があるくらいになりました。一つでも参考になれば幸いです。

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