年金

将来年金を年200万円以上貰える人の給料額は幾らか

75歳以上の医療費2割負担、年収200万円からという方向になりましたね。

年に200万円、ということは月に使えるお金はそこから税金などを引かれて14万円くらいだから、生活は大変だと思います。さらに医療費負担が増えるのは家計にとって打撃でしょう。

と、思いながらも同時に、75歳になって働けるとも思いません。この世代の方の年収=年金額だと思います。『年金を年間で「200万円も」もらえるんだ』という感想も抱いてしまいました。もう一度言いますが、200万円しか…ではなく、200万円も、です。

さてそもそもですが、年金を年に200万円以上受け取るには、現役時代にどれだけの収入(給料)があれば実現できるのでしょうか?将来の年金額は、現在の年金の掛け金をどれだけ多く支払ったかで決定されます。年金の掛け金は給料によって変わり、給料が増えるほど年金掛け金額も増えます。

年金のHPで給料額を試行錯誤し、計算してみました

条件は以下の通りです。
・現在は35歳という前提
・20歳から22歳までの国民年金を納める
・22歳から60歳まで働く
・ボーナスは年に2か月分
・60歳を過ぎても、65歳までは月15万円程稼ぎ、厚生年金に加入する

すでに前提条件だけでハードルが高い気がします。65歳まで体を壊すことなく働けるのか、 60歳までニート期間を作ることなく働けるのか、ボーナスは出るのか…ニート経験ありの社会生活不適合者には頭が痛くなります。

別にボーナスが出なくても、その分の収入を月の給料で補えれば良いです。

ということで、計算の結果、月の給料35万円、ボーナスが年間で70万円、つまり年収およそ500万円で年に200万円の年金を受け取れることが分かりました。

もちろん、年収は年齢にもよります。20代で年収500万円になるのは大変だ、となれば40代でその分を取り返すことになります。60歳前後までの平均で年収500万円、これが年金受給額200万円に到達するための目安になります。あたりまえですが、将来的に給料を増やせるあてのある仕事に就いている場合に限ります。

この水準を達成して年に200万円の年金を受け取れる人はどれだけいるのでしょうか? 皆さんそれなりに貰えるのでしょうか?

因みに、男性の年収の中央値は300万円台後半、女性の年収の中央値は200万円台後半です。そう考えると、かなりの数が年金年額200万円から脱落しているはずです。

ただ同じ現役世代でも、現在の20代と50代では全く条件が変わってきます。日本は少子高齢化進行中で成長が見込めないので、30代、20代ほど、年金の掛け金に対する運用益が見込めません。逆に50代では、30代と同じ収入でも、受け取れる年金額が増えます。実際に現在50代で計算してみた結果、30代と比べて年金額は年間5万円増えました。20代はもっと苦しい条件になるかもしれません。

私は年収500万円などありませんし、学生の時の国民年金は納めずに終わってしまいました。何より生活保護期間中は年金の支払い免除で、その期間の年金額は半分になります。その期間は当然厚生年金にも加入していません

なので、年に200万円の年金どころか、年に120万円(月に10万円)いけばマシという感じです。これは生活保護費の方が高くなる水準です。ありえませんが、これから私の月収が50万円、ボーナス込みで年収700万円になるとしても、私の経歴では年金年額200万円に届きませんでした。

ということで、年収200万円から75歳以上の医療費が2割負担となりますが、自分はどうなるのか考えておきましょう。少なくとも自分が年金をいくら貰えるのか、試算をしておくとと良いと思います。

因みに現在生活保護を受給している方も、年金と無縁ではありません。年金納付には免除制度がありますが、仮に全額免除された場合の将来年金額は、全額免除期間を半額にして計算します。生活保護受給者の方はおそらく生活保護受給開始時に手続きしているでしょうが、その運用をしない福祉事務所もありますので、手続きしていないようなら免除の手続きを行いましょう。生活保護受給者という条件で年金掛け金は全額免除になります。

仮に20歳から60歳までを生活保護受給者として過ごした場合、年額40万円程が年金として貰えます。勿論これだけでは生活していけないので、生活保護を引き続き受給することになるかと思います。

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