生活保護での生活

生活保護受給中の食生活は無理に節約しなくても良い

人は、食べたものから出来ています。富裕層も生活保護受給者も同じです。何を食べるかは、その後の人生を作っていくうえでも決して無視できません。そこで私が生活保護受給中、どのような食生活をしていたかを振り返ってみます。その上で、生活保護受給者がスーパーやコンビニの弁当、外食に頼ることについて肯定の立場でお話しします。

結論
生活保護でも食生活を犠牲にし、無理に節約する義務はありません。無駄な浪費は避けるべきですが、節約のため無理に自炊する必要もありません。健康と心の余裕を第一に考えましょう。勿論、食費以外を節約することは大事です。

目次
〇弁当ばかりの生活保護初期
〇コンビニ利用が増えた生活保護中期
〇少し自炊するようになった生活保護後期
〇生活保護受給者が外食や弁当を買う理由
〇まとめ

弁当ばかりの生活保護初期

まずは、私が生活保護を受給し始めた時の食生活を紹介します。

基本はスーパーで半額で売られる弁当、もしくはよくわからない250円くらいの激安弁当、夜も遅ければコンビニ弁当、この弁当に野菜ジュースを加えたものがメインの選択肢です。たまになか卯、マクドナルド、日高屋など、500円以内でお腹を満たせるファーストフードです。さらにきまぐれで、今は絶滅危惧種の東京チカラめし、というローテーションをしていました。1週間や2週間に1回、うどんを茹でたりしていました。

食べる時間は特に決まってなく、1日2食だったり4食だったり、午前2時に食べたり、15時にはじめて1日の食事をしたりしていました。月の食費はおよそ2万円です。

改めて振り返ると酷い食生活です。こうなった理由は、健康状態が悪すぎたからです。貧すれば鈍するという言葉があります。当時は、食事について考えることもめんどくさくなっていました。食事に限らず、家事はほとんどしませんでした。掃除もほぼしてません。洗濯は月に3回前後です。1か月あたりトータルの家事時間は、10時間から20時間ほどだったのではないかと思います。

さらにスーパーまで家から徒歩3分、次に近いスーパーも家から徒歩5分という環境が、弁当生活に拍車をかけたと思います。服装にも全く気を使っていなかったので、ボロボロの服装で入浴などしていなくても、準備ゼロで平気な顔してスーパーに行っていました。近所の目を気にせず、人付き合いなど全くないからこそできる行動です。

コンビニ利用が増えた生活保護中期

生活保護を受給してしばらくして、アルバイトを始めました。仕事先の立地事情から、コンビニ弁当率も高くなりました。また、朝もそれなりに食べなければ持たないので、最低限何かしら食べるようになりました。そのため1日ほぼ3食に収束しました。食事の時間もあまり変動しなくなりました。月の食費はおよそ2万5千円です。

規則的な生活と、規則的な食習慣というのは関連性が高いです。片方をクリアすればもう片方も自然に達成できるものなのかもしれません。

月に2回程度、やよい軒でがっつり食べたり、バイト先の近くのラーメンを食べたりしていました。どちらも1食800円か900円程度で、たまの贅沢という位置づけです。生活保護の初期に比べれば、そこそこ人間らしい食生活をしていたと思います。

生活保護後期に少し自炊するように

この時期はアルバイトを週3、4くらいのペースでやっていました。仕事をしていない日は部屋の片づけもしていました。部屋をそれなりに片づけて、多少は自炊をする気力が生まれました。月の食費は2万円台前半に落ち着きました。

と言っても、冷凍チキンライスをベースに卵を加えたり、肉を焼いたりとかそんなもんです。キッチンに立って作業するのは20分くらいが限界です。少しマシにはなっていますが、普通の人よりは少し劣る感じですね。

生活保護初期に自炊が出来なかった理由として、ゴキブリという同居人が多数いる環境で、料理をする気が全く起きなかったのもあります。奴らをなんとか駆除できたのも、料理をしようというモチベーションにつながりました。自炊が全くできない方で部屋もゴミ屋敷状態の方は、先に部屋の片づけをすることを勧めます。家においての活動モチベーションが大きく変わるからです。

生活保護受給者が外食や弁当を買う理由

生活保護受給者のドキュメンタリーなどを見て、何で自炊すればもっと安くなるのにしないんだろう…とお考えだった方はいないでしょうか?ここまでお読みいただいた方なら、答えられると思います。『自炊をする気力や体力が無いから』です。もっと言うなれば、家事をする余裕が無いからです。世の中には能力が恐ろしく低かったり、体力が信じられないほど無いため、袋ラーメンを作るだけで常人が1時間働いたのと同じくらい疲労する人がいます。そんな人に考えなしに自炊を勧めても、3日と続きません。

まとめ

生活保護受給中の食生活を振り返ってみました。私は節約として自炊を推していますが、生活保護受給者時代の初期は、自炊するのも一苦労でした。健康な方には信じられないかもしれませんが、食事は何を作ろうかなどと考えると、3分で考えがまとまらなくなりました。

精神状況、健康状況を鑑みるに、自炊するのも大変だろうと思われる方もいます。そんな方は、1人あたり1か月に2万円使って、弁当生活をしても良いです。

弁当生活、外食生活は自炊よりはお金がかかってしまいますし、きちんとした食生活をしていないと罪悪感を感じるかもしれません。私もしっかり自炊している現在よりも、ファーストフードやコンビニ弁当多めの生活保護受給中の方が食費が高かったほどです。 でも過去を振り返ると、生活保護費の配分をある程度食費へきちんと回したことが、健康状態の改善や心のゆとりにつながったと思います。 私の場合、月に2万円を超える食費でも、生活保護費には余裕がありました。※他の出費を抑えていましたが。生活保護だから節約しなければという強迫観念に囚われず、自分を大事にしましょう。 とはいえ、生活保護費にも限りがあり、無制限に食費に回すことは出来ません。食費以外の項目については、使いすぎていないか見直しましょう。

弁当生活や外食生活でも、ジャンクフードに偏らず、タンパク質や食物繊維を意識した食事をすれば健康状態は改善できる可能性は高いです。また無理して自炊をせず、食事の準備に時間をかけなければ、それだけ時間の余裕が出来ます。自炊などを取り入れたきちんとした食生活の実践は、余裕が出来るのを待っても良いと思います。

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