生活保護受給者時代の賃貸アパートの間取り公開します【狭い?】
私が生活保護受給者として生活していた時の、賃貸アパートの間取りを公開します。特にこの記事で伝えたいことはありませんが、生活保護受給者の実例として参考になるかなと思います。
では、こちらが私が生活保護受給当時に住んでいた部屋の間取りです。
無駄のない、洗練された住居です。人間が生きていくために必要なものは全て揃っています。1R、広さは15㎡を割っています。築年数は30年前後です。家賃は管理費込みで4万7千円です。狭い!という意見が上がるかもしれませんが、都内だとこんなもんです。田舎であれば同等の家賃で、綺麗目でバストイレ別の2DKくらい借りられそうですね。
なお、生活保護受給者が部屋を借りる場合、部屋が狭すぎるなら生活保護費の住宅扶助も一部カットされます。私の部屋も15㎡を割っているので、基準額より1割カットされた金額が上限になります。一人当たり10㎡に満たないような低質な住宅に生活保護受給者を住まわせて、家賃として搾取する貧困ビジネスに対する措置です。
この部屋は、出窓のスペースを机代わりに使うことが出来ました。出窓にはPCとプリンターを置けましたので、机1つ分くらいのスペースが浮きました。また、図面上には書けませんが、出窓付近に収納スペースもありました。このおかげで、数値上よりは広く使えたと思います。 ユニットバスには元々慣れてましたので、特に思うところはありません。
部屋自体は狭いですが、立地は最寄り駅まで5分程です。スーパーやドラッグストアに行くのも5分程です。利便性が割といいなと思ったのが借りる決め手でした。
因みにこの部屋は、生活保護だから借りたのではなく、生活保護になる前から住んでいた部屋です。生活保護受給中でも住み続けられた部屋、というのが正しい表現ですね。 なので、東京都内での生活保護費の住宅扶助金額上限には、まだまだ余裕がありました。仮に生活保護中に引っ越すことになった人は、住宅扶助金額の上限まで使えば、私のアパートより良いところに住めるかと思います。
生活保護脱出後、しばらくして引っ越しをしました。それでも、部屋の広さは20㎡を超えていません。狭い部屋ばかりに住んでいます。さすがに部屋の広さが10㎡を割る部屋に住みたいとは思いませんが、15㎡くらいであれば工夫すれば何とかなると個人的には思います。部屋の広さというのは、慣れてしまえばどうということない問題かもしれませんね。