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ブラック企業の特徴、あるある

春は色々なスタートを切る季節です。このタイミングで新しい会社で働く方もいらっしゃるかと思います。

ですが、せっかく入った会社がブラック企業だったらたまったものではないですね。そこで今回はブラック企業に見受けられる特徴を書いていきます。どれも私の経験を基にしています。

・残業代が出ない
・自爆をさせる風土
・現状維持の社員が多い
・ブラック企業は後先考えず辞めても良い

残業代が出ない

ブラック企業は労働力を搾取します。いかに安く働かせるか、その一環として残業代を出さないサービス残業を強いる場合があります。サービス残業をさせることについても、あの手この手で考えてきます。

例えば

「成果も出していないのに残業代を要求するっておかしいよね」

という風土を作り、残業代を申請させないようにします。

「この業界・会社ではみんなそうだから」

と疑問を持たない新入社員に対して言って、そんなもんだと思い込ませるやり方もあります。

色々なパターンがありますが、結果として「残業代を出さない」という点は共通しています。

ブラック企業感の無い会社であれば、残業代はきっちりつけ、残業代を付けないのであれば定時で帰らせます。

自爆をさせる風土

知らない方もいらっしゃるかもしれませんので、自爆についての説明をします。自爆とは、企業に課せられたノルマをクリアするために、個人のお金で企業の商品を買うことです。保険業や自動車販売業など、個人向け商品を扱う会社、部署に見られます。もちろん、普通に働いてノルマが達成できるなら何の問題もありません。ですが、ノルマが達成できない場合、「できませんでした」で終わりではなく、自爆という形でノルマを達成させるのがブラック企業です。

中には、自爆でノルマをクリアすることを織り込んだ事業計画を策定する会社、さらには「新人はとりあえず自爆してノルマをクリアしろ」という会社もあります

もちろん、全ての個人向け商品を扱う企業が自爆を課してくるわけではありません。ノルマが達成できなければ「できませんでした」で終わりにする企業が大半です。そもそも自爆は法的にもアウトです。

サービス残業にも言えることですが、ブラック企業は社員からいかにお金を回収するかを考えています。会社へ回収されているお金がどれだけか、冷静になって考えてみて、おかしいと思ったらブラック企業を疑いましょう。

意見を言わない社員が多い

ブラック企業最大の特徴は、現在の体制に不満がありながらも、声を大にして意見する人がいない点です。

もっと言うと、声を上げる人が居なくなるという方が合っているかもしれません。ブラック企業とは言え、声を上げる人も入社はしますが、長続きしません。 ブラック企業で意見する人がいたとしても、言っても何の改善もされないことに気が付き、さっさと見切りをつけて辞めていきます。

寧ろ意見を言う人だからこそ辞めていくとも言えますね。意見を言って辞めていく人は、ブラック企業に在籍するのは無駄だとしっかり理解しています。ブラック企業で社員の定着率が悪いのは、これが原因かもしれませんね。

因みに私が現在在籍している会社では意見を言う人がいないことは無く、おかしいなという点があれば遠慮せず、口に出して意見する方々が多くいます。

ブラック企業は後先考えず辞めても良い

色々な角度からブラック企業の特徴をお話ししましたが、ブラック企業は総じて労働者を使い捨てだと認識しています。お金と時間、色々なものを搾取するので、出来るだけ早く距離を置くべきです。

とはいえ、自分の能力を鑑みて、今より良い転職先など無いと考えるかもしれません。3年も耐えられなかったら次でも評価されないと考えるかもしれません。

…という考えにつけこんで、労働者から搾取するのがブラック企業です。

かく言う私も新卒で入った会社を3年も耐えられずに辞め、次に入った会社を半年で辞めました。

その後、フリーター・ニート生活、そして生活保護を利用するようにまでなりました。

ここまで行ってしまうと、社会復帰は難しいだようなと思われるかもしれませんね。

ですがこんな経歴の私でも、今の会社で正社員として働いて4年目になります。
捨てる神あれば拾う神あるという話ですね。

もちろん、しっかり自分を理解したうえで就職・転職活動をしていれば、ここまで経歴がボロボロになることもありません。

ブラック企業で頑張るというのも、人生の選択肢ではあります。ですがブラック企業に勤めることで精神を壊し、再起できなくなることもあります。自分を第一に考えましょう。

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