引きこもり・ニート脱出

ニート・フリーター・正社員の1日の過ごし方比較【管理人の体験から】

仕事をしていると、朝起きるのが嫌になることもありますが、それでもなんとか起きて仕事をしています。ふと、ニートをしていた時はもっと気楽だったのに、なんて考えてしまいました。

・ニートをしていた時
・フリーターとして働いていた時期
・正社員として働いている現在

それぞれの1日の過ごし方を時間ごとに振り返ってみました。果たしてニート生活は気楽だったのかどうか、比較することで見て行きたいと思います。

7時

・正社員

出勤するときには7時に起きて、8時前には家を出ています。テレワークの場合は余裕をかまして8時前くらいまで寝ることにしています。余裕をかましたとしても、8時前には起き、9時には仕事を始めています。

・フリーター

仕事内容によっては、朝6時前に起きて、既に家を出ています。その場合は8時から仕事をして、18時には仕事は終わっています。前日遅くまで仕事をしていた場合には、寝起きくらいのタイミングです。

起きて仕事に行くか…という下がり気味な気分で朝を迎えるのは、正社員の時と変わりませんが、それでも精神的には楽でした。基本的に残業は無かったので、〇時には帰れる!と終わりが見えていたというのが理由です。正社員として働く今は時折、やばい…○○の仕事今日中に終わるかな…いつ終われるかな…という不安で朝を迎えることがあります。

・ニート

この時間は余裕で惰眠を貪っています。気が向いたら7時でも起きていましたし、10時ごろまで寝ているときもあります。

よく、「朝起きられないから働けない」という人が居ますが、私の体感では全く逆です。「何も目的が無いから朝に起きられない」というのが正しいです。だって起きる必要ないですからね。私の場合、用事があり朝7時に起きなければならない状況であれば、前日の2時や3時くらいに寝ていれば起きられます。さすがにそれ以上睡眠時間が少ないと無理ですが、。

ということで、起きられないといっても、予定を入れてしまえば起きざるを得なくなります。朝7時に起きるのが無理であっても、10時ならどうでしょうか?それも難しいなら12時に起きることは出来ないでしょうか?

人間なので、いつかは起きられますよね。ということで話がそれましたが、「朝起きられないから働けない」という方は、切っ掛けとして昼~夕方にかけてのアルバイトをしてみるのも良いと思います。

昼食

・正社員

午前中の仕事で既に疲れながら昼食時間です。自分のパソコンから離れて食事をしながらも、頭の中の半分は、午後の仕事をどう進めるかで埋められています。◎◎さんへ連絡して…□の次に●をやって…、設計書にあった○○の意味って何だっけ?という具合です。あまりリラックスできているとは言えません。

・フリーター

体を動かしてほどほどに疲れたものの、そこまで疲れてはいないので、気を緩めながら昼食時間です。仕事のことは特に考えていません。○○美味しい!と、普通の食事時間を楽しんでいます。

・ニート

正直、何も生産的なことをしていないと、食事をするのも面倒くさいなという気持ちがあります。家にいて、一応料理は出来るとしても、面倒くさいので近所の弁当屋へ250円程度の安い弁当を買いに行きます。

昼食後はネトゲをしながら漫画を読んだり、ダラダラしています。昼食の時間もばらばらで、12時ごろに食べる時もあれば、15時ごろに食べていた時もありました。やりたい時にやりたいことをやっている感じがものすごく出てきています。

19時

・正社員

帰路についています。帰りの電車の中では好きなアニメを見たりしています。他にアニメを見れるような時間の余裕がありません。テレワークの場合は夕食を作り終わった頃になります。

場合によっては残業タイム突入中です。適当な仕事をした数時間前の自分を呪いながら、早く帰りたい…と考えて仕事をしています。

・フリーター

朝早くから仕事をした場合は、帰宅したころになります。お昼から仕事をして、まだまだ仕事をしている場合もあります。その場合は一休みして食事をしています。ぶっちゃけ責任のある仕事をしていたわけではないので、仕事のことは忘れて食事を楽しんでいます。

・ニート

ネトゲをする合間に、近所のスーパーへ行き、半額弁当争奪戦に参加します。特に生産的な活動をしていないので、こんなことをする時間と体力の余裕があります。昼間にもお弁当を買いに出かけているので、また買い物に出かけるのは傍目に見て無駄に思えるかもしれません。

これについて反論の余地はなく、1日に複数回買い物に行くのは、何もしていなかったからこそできていたことです。正社員どころか、アルバイトで働いていた時もこんな無駄行動をしようとは思いませんでした。

23時

・正社員

仕事をして頭をフル回転させ、その後に家事をして疲れています。体力、気力ともに使い果たしているので、この時間はさっさと寝たい気持ちでいっぱいになります。なお、金曜日に限っては、翌日のことを考えなくて良いので元気になります。

・フリーター

肉体的には疲れましたが、限界というほどでもなく、まだ頭は回ります。スマホを弄りながらそろそろ寝ようかという感じです。夜更かししようと思えばまだまだできます。

やはり正社員と比較して、責任の大きくない仕事をしているのが精神的に疲れなくて良いです。また、決まった時間で帰れる(時間になれば仕事を終わりに出来る)というのも、疲れすぎないという意味で良いですね。安定性と収入的に、正社員と比較してデメリットの大きなフリーター(非正規雇用)ですが、メリットがあるのも事実です。

・ニート

ネトゲでレイドボスを討伐していました。日付が変わっても全然眠たくありません。むしろこれからが本番です。明日のことなどは色々な意味で考えていません。

慣れる

ここまで、ニート時代、フリーター時代、正社員として働いている現在の1日の過ごし方を振り返ってみました。特にニート時代と現在では、生活スタイルが全然違うのが伝わったかと思います。ニート時代は気楽だったなと改めて思いました。

経験者として言えることは、どんな生活も1か月くらい続けていれば体が順応します。仕事などどうしても避けられない予定を入れてしまえば、それに合わせて起きることが出来ます。

ニートをしていた頃からは、定時に起きて出勤なんて出来る気しませんでしたが、なんだかんだで出来るもんです。さすがに毎日の睡眠時間が6時間を切り続ける生活は無理ですが、そうでなければ体が勝手に慣れます。

さて、こんな形で1日の過ごし方を比較をすると、正社員として働く現在は、楽しくなさそうに見えるかもしれません。それは否定できない事実で、正社員として働いて良いことと言えば、フリーター時代よりは収入が増えているということだけです。もちろん仕事の中で面白かったこともありますが、納期に追われるなど、苦労したこともたくさんあります。投げ出したくなったことも、一度や二度どころではありません。

収入面を無視するのであれば、責任の重い仕事を避けられたフリーター時代が一番精神的に落ち着いていました。勿論ニートするのが体力的には一番楽ですが、先行きを考えるとニートは精神的に消耗するものがあります。将来どうなるか分かりませんし、ずっとニート生活が出来る根拠も無いですからね。

以上、改めてニート生活が気楽だったことと、クソみたいなニート生活をしていた自分でも、社会人生活が出来ているということをお伝えしました。

コメントを残す

間違っている点、疑問に思ったこと、感想、ご意見などお気軽にコメント下さい。疑問点や指摘に関しては可能な限り修正・追記いたします。