生活保護に関する考察

2025年10月からの生活保護費を予想する

2025年に生活保護費の改定が行われる予定となっています
まだ改定額は発表されてもいませんが
2025年からの生活保護費はどうなるか推測できる材料はいくつかあるので
それを基に、2025年からの生活保護費はどうなるか予想してみようと思います

動画にもしています、併せてご視聴いただけると嬉しいです

生活保護費を予想する4つの材料

まず、生活保護費を予想する根拠を4つ紹介します

1、2023年の生活保護費は底上げされている
2、生活保護費は最低でも据え置き
3、2024年現在の強烈な物価高
4、低所得層の支出額の増加

少し細かく見ていきましょう

2023年の生活保護費は底上げされているというのは、2019年の物価を基にして求めた本来の基準額が低いと判断され、2つの増額が行われたことを言っています。

まず、物価高に対応するために、1人に対して1000円の加算が行われました。
それでも生活保護費が減額となってしまう場合には、減額とならないように特別加算が行われました。

なお、この特別加算を根拠にして、次の生活保護費改正でも、減額される地域、年齢は出て来ないと判断しています。
75歳以上の高齢者など、特別加算額がとても多い人は、物価から求めた基準額は今の生活保護費と比べ減額されると思いますが、多分この特別加算を再び適用し、据え置きで済むと思います。

また物価ですが、2019年の物価を100にした場合、2024年の物価指数は107になっています。
これを素直に受け止めると、7%増えることになります。

ただ、食料などは

それと合わせて、2019年と比べれば低所得層の支出額も増えており、生活保護世帯と低所得世帯のバランスを取る意味でも概ね物価高を反映すると予想します。

2025年10月からの生活保護費はどうなるのか

生活保護費の予想根拠を基に、2025年10月からの生活保護費はどうなるかを考えてみました。
結論は、増額されると思っています。
最後は勘になりますが、生活保護費のうちの生活扶助費が5.5%増えるんじゃないかと予想しました。
現実的なところで、2019年の保護基準、1人1000円の加算や特別加算が無い状態に対し、4%から6%の中で増額されると見ています。

ただし、増額されるという予想からは75歳以上の高齢者を除きます。
75歳以上の高齢者、特に都市部にお住まいであれば、そもそも現行の生活保護基準額が物価以上に底上げ加算されたものとなっているため、物価の上昇率を考慮してもまだ増額の対象にはなりません。

また、同じ増額という扱いになっても、都会と田舎では、増額幅は大きく変わると思います。
都会は底上げ額が大きかったので、2025年に増額されるのは単身世帯で月500円から1500円程
田舎は底上げなどされていないので、2025年に増額されるのは単身世帯で月1500円から2500円程と予想しています。

なお、この記事は投稿者の勘に基づいた予想となっています。

2025年からの生活保護費はどうなったか、1年後に答え合わせするつもりですので、またお付き合いいただけると嬉しい限りです。

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