人生嫌になったら大都市圏に引っ越ししよう
唐突ですが、私は
地元が嫌になって地元を離れ
関東圏に出てきた人間です。
このサイトをご覧になるような方の中にも
人生やり直したい・・・
今の人生に区切りを付けたい・・・
という考え方の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は人生をやり直す、区切りをつけるきっかけとして
東京・関東圏・大都市圏に引っ越すことを紹介します。
あまり現実的ではないことも書きますが、ご了承ください。
また、引っ越しには
引っ越し代、引っ越してからの仕事など
金銭的な準備も必要です。
目次
はじめに
東京・関東圏に暮らす金銭的メリット
東京・関東圏の金銭的おすすめ地域
まとめ
〇はじめに
元マッキンゼー日本支社・社長の大前研一さんによると、
人間が変わる方法は3つ
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1番目は時間配分を変える。
2番目は住む場所を変える。
3番目は付き合う人を変える。
この3つの要素でしか人間は変わらない。
最も無意味なのは「決意を新たにする」ことだ。
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その中でも、住む場所を変えることは
時間配分も付き合う人も同時に変わるので
強烈な変化になります。
〇東京・関東圏に暮らす金銭的メリット
引っ越して環境を変えるのは良いですが
ただ引っ越すだけでなく
どうやって食べていくかも考えなければなりません。
仕事の見つけやすさで考えますと
東京はイージーモード
関東圏・大都市圏はノーマルモード
地方都市はハードモード
それ以外は目も開けられないと思います。
(求人数が全然違います。)
その中でも、東京・関東圏を推す理由ですが
交通量調査
アプリケーションのテスターなど
私が実際に体験した「誰でも取り組みやすい仕事」は
東京・関東圏に集中しているからです。
勿論、いろんな人がいて生きやすい点もあります(後述)
特に地方都市には
交通量調査など
誰でも出来る仕事の絶対数は少ないです。
交通量調査は、車や人が通過したらカウントするだけの
おそらく中学生でも出来る素晴らしい仕事です。
東京・関東圏ではこのような仕事も多いので
もし人生に行き詰ってしまっても
これをやればとりあえずなんとかなります。
地方都市にはこんな選択肢は僅かしかありません。
そして、大都市圏は最低賃金が他の地域と比べて高めなので
地方と同じ仕事をしてもそれなりに貰えます。
月換算で2~3万円の違いになることもあります。
東京都の最低賃金は時給1013円です。
東北や九州の一部の県などの最低賃金は時給790円です。
※ともに2020年4月現在
労働時間が週に40時間、1ヶ月で160時間として
両者の違いを比較しますとすると
(1013ー790)×160=35680円の違いがあります。
初任給を見ても
東京都と秋田県では
大卒で3.5万円の違いがあります。
むしろ、秋田県の大卒初任給は
東京都の高卒初任給に近いです。
蓮舫議員が高卒の方を貶めるような発言をしましたが
秋田県の大卒の給与評価と
東京都の高卒の給与評価は
あまり変わらないことが分かります。
このように、同じ仕事をしていても
住む場所によって評価は大きく変わる現実があります。
アメリカと発展途上国ほどの差ではありませんが
日本という同じ国内でもこれだけの差があります。
どこに住んで活動するかが大事なことが
分かって頂けたかと思います。
地方は最低賃金が低くても
家賃(住宅コスト)が安いというメリットがあります
が、家賃が安いだけで他は変わりません。
自動車を所有し、利用すれば
自動車自体の購入費、燃料費、
駐車場、自動車税、車検代、保険など
月当たり3万円以上の出費が加算されるので
家賃分の差額は吹き飛びます。
都市圏には車を持たない選択肢がありますが
地方ではある程度の生活をするなら
車を持たない選択肢はありませんよね。
その結果、都市圏の高い賃金と
地方都市の低めの賃金の差は埋まらず
可処分所得の差として反映されます。
この給与水準、所得水準の高さこそが
東京をはじめとした大都市圏に暮らす
金銭的メリットです。
加えて、最悪生活保護になったとしても
都市圏では生活が根本から変わりませんが
地方都市等では車の保有制限などの事情から
かなり不便な生活になります。
地方は実家で暮らしている方の割合が多いことからも
人に頼らずに暮らすハードルが
金銭的な意味で高いと思います。
ここで、実家暮らしの方に改めて問いたいのは
望んで実家で暮らしているでしょうか?
親との折り合いはあまりよくないが
実家で暮らす以外に選択肢が無かったりしませんか?
現状に問題が無ければ何も思うところはありませんが
特に、地方特有の同調圧力などから
「生きづらさ」を感じている方
親と距離を置きたい方は
一度都市圏に出てみるという選択肢もありです。
私も地方の閉鎖的な感じが嫌になり
親と距離を置きたくて
関東圏に出てきたので、特にそう思います。
特に関東圏には3000万人が暮らしているので
本当にいろんな人がいます。
人と関わってもいいし、関わらなくてもいい
結婚してもいいし、しなくてもいい
お金を稼いでもいいし、生きていく最低限を稼いでもいい
夢を追ってもいいし、現実と向き合ってもいい
人に迷惑をかけず自立していれば
どんな生き方でも肯定されます。
私も関東圏に出てきてよかったと心底思っています。
〇関東圏で住むのにお勧めの地域
さて、関東圏に住むとして
具体的にはどこに住めば良さそうでしょうか。
ここからは、関東圏に住んで10年になる私の視点で
関東圏(東京近辺)で生活するにあたりお勧めの地域を
①家賃の安さ
②主要駅へのアクセスの容易さ
と言う観点で紹介します。
お洒落なカフェが多い地域
オートロックで安全
という観点はあまり考えていません。
ご了承ください。
松戸 (常磐線沿い)
東京都の横の千葉県です。
千葉県となると構えてしまうかもしれませんが
東京駅まで25分で行けます。
また、地下鉄千代田線と相互乗り入れのため
新宿・池袋にも1乗り換えで行けます。
そのうえで1DKの家賃は4万円を切れます。
(駅から徒歩10分以上かつ築年数にこだわらなければ)
千葉県ではありますが、電車の隣駅は東京都です。
もし私が昔と同じように
地元から関東に出ようと思ったなら
はじめに住む場所としてここを選ぶと思います。
綾瀬・亀有・金町 (常磐線沿い)
先述した松戸駅から、常磐線で東京方面側にある駅です。
東京都民であることにこだわりたいなら
検討してもいいかもしれません。
ただ、東京都なら電車のアクセスが良いかと言われると
常磐線の快速電車が止まらず
上野駅、東京駅、品川駅などの主要駅に行くには
乗り換えをしなければならないため微妙です。
(松戸駅なら乗り換えなしで行けます。)
ここに住むよりは松戸に住んだ方が方が
コストパフォーマンスは良いと思います。
戸田市(戸田・北戸田)埼京線沿い
池袋まで電車で20分
新宿まで電車で25分で着きます。
家賃は1DKで4万円からといった感じです。
(駅から徒歩10分以上かつ築年数にこだわらなければ)
特に若い世代の方は
池袋、新宿、渋谷方面に
遊びに出やすいため便利です。
以上、管理人の知る限り
安くて便利なエリアをまとめました。
引っ越しを検討されている方のみならず
東京・関東圏で高額な家賃に消耗されている方も
このあたりへの引っ越しを検討するのはどうでしょうか。
家賃が1万円以上変われば、家計は大分変ります。
まとめ
以上、人生を変える方法として
引っ越しの紹介でした。
関東圏に限った話になりましたが
京阪神、福岡、名古屋など
関東圏より家賃が安めの地域もあります。
地方に住んでいて閉塞感、生きづらさを感じたら
検討してみても良いと思います。