健康で文化的な生活

スマホ中毒にならない、スマホに振り回されないための使い方

スマホは便利な反面、私たちの大切な時間をたくさん奪っていきます。スマホを使っていたはずが、スマホに使われていたということにもなってしまいます。

特に、無意識にスマホを使って、貴重な時間を奪われていませんか?何かあればいつもスマホを触っていませんか?気がついたらスマホをいじって1日終わっていませんか?1日が短いと感じませんか?今回はスマホに振り回されないための方法を考えてみたいと思います。

目次
・スマホは中毒性・依存性がある
・スマホに使った時間を確認する
・入れた理由の説明できないアプリは削除する
・スマホアプリの通知設定を見直す
・ブラウザを分けてみる
・スマホを強制ロックする
・まとめ

スマホは中毒性・依存性がある

そもそもの話になりますが、スマホは中毒性、依存性が高いものだと認識しましょう。依存症とは、特定の行為を繰り返すことでそれが無くてはならない状態になってしまう病気です。

スマホも例外ではなく、タバコを1日中吸っている人と同様に、スマホを1日中弄っている人を作り出しています。それが生産的な目的ありきなら何の問題もないのですが、中にはスマホを触れる時間を減らしたいと思いつつ、なかなか自分では出来ない方がいます。

自分の意思に反してスマホをついつい使ってしまうのは問題があるかと思います。もしそうならスマホとの付き合い方の改善を検討しても良いと思います。

スマホに使った時間を確認する

まずは自分がスマホに振り回されているか、それとも自分のスマホの使い方は別に問題ないのか、現状を確認してみましょう。自分のスマホの使い方を知らずして、振り回されているもそうでないもありませんからね。タバコなら1日何本、お酒なら1日幾ら、ギャンブルなら月に何円というように、スマホにも1日何分利用したという指標があります。

世の中にはスマホの起動時間計測アプリがあります。そういったアプリを利用して、まずは自分がスマホにどれほどの時間を費やしているのか確認しましょう。その結果、自分が思う以上の時間をスマホに使っていた方は『スマホに振り回されている人』です。

何かを改善するときの第一歩は、『問題を自覚すること』からです。例えば、パチンコ中毒やアルコール中毒の方がいますね。客観的に見て問題があるとしても本人が自分は○○中毒、このままでは問題だと自覚しなければ、改善するための行動もしないのでいつまでも改善されません。

ということで、時間を計測する前に一つ、大事なステップがあります。自分が1日にどれだけスマホに時間を費やしているか、事前に予想してみてください。1時間ですか?2時間ですか?5時間ですか?私は3時間くらい使っているかな?と思っていました。

今回は起動時間確認アプリとしてStayFreeを入れて見てみました。3時間くらいスマホを使っているだろうな…と予想していた私のスマホの利用時間をご覧ください。

1日の平均4時間半・・・これは酷いと思いました。私は見事なスマホ中毒者のようです。

自分の例で悲しくなりますが、実際にスマホを起動している時間を数字にすることで、自分がどれだけスマホを使っているか自覚することが出来ます。特に自分が予想しているスマホを使っている時間と、実際のスマホを使っている時間の乖離が大きいほど、無自覚スマホ中毒者と言えます。

大抵の方は具体的な数字を見ることで、スマホとの関わり方を見直そうと思うのではないでしょうか?私も自分の使用結果を見て、これはないな…と思いました。とはいえ、意識だけでスマホ中毒が改善できるかと言えば微妙なので、スマホ中毒を改善するための使い方を考えていきます。

入れた理由の説明できないアプリは削除する

何で入れたかわからないようなアプリは適宜捨ててしまいましょう。また、使っていないアプリもどんどん捨ててしまいましょう。断捨離と同じで、1年以上起動していないようなアプリは無くても生活に影響しません。

スマホアプリの通知設定を見直す

どうでもいい情報をプッシュ通知してくるアプリはありませんか?私はLINEの他人からの連絡と、メルカリやPayPayなどのお金が関わるもの以外は、プッシュ通知を切りました。特にお店関係のアプリはプッシュ通知を丸ごと切っています。

通知を見て、アプリを立ち上げて、何となくスマホを触る…という流れを1つでも減らせれば、それだけスマホの利用時間は減ります。設定自体は面倒かもしれませんが、通知を確認する煩わしさから解放されます。

ブラウザを分けてみる

仕事など、生産性の高いことに使うブラウザと、趣味の調べ物をしたり、暇つぶしに使うブラウザを分けるという手があります。片方をchrome、もう片方をFirefoxなどにします。ブラウザを別々に使うことで、自分はネットで生産的な調べ物をしている!という方が、本当に生産的な活動に使っているのか自覚することが出来ます。

スマホを強制ロックする

自分の意識ではどうにもできない方に、スマホ強制ロックという方法があります。1日のスマホ起動上限時間を決めて、上限を超えるとスマホを使えなくするアプリを入れるという方法です。もちろんロックなんてされたら不便極まってしかたありません。それどころか仕事や日常生活にも支障が出ます。そうなるわけにはいかないので、1日の終わりに上限を超えないように意識してスマホを使うことが出来るはずです。

これは仕事や日常生活にも支障が出ることを考えると最終手段です。逆に一度試してみて、何かの支障が出て痛い思いをすれば、スマホとのかかわり方を見直そうと意識が変わるかもしれません。

もっと緩い方法として、スマホの起動時間に反比例して楽しめるアプリを入れるという手もあります。スマホを起動させないほど魚を育てられるゲームアプリなどがあります。

まとめ

以上、スマホの使い方について考えてみました。スマホ中毒かどうか判定するために、まずはスマホの利用時間だけでも計測してみると良いのではないかと思います。