就職・アルバイト体験談

コンビニのアルバイト体験談&廃棄食品は貰える?食べても大丈夫?

今回は転職、アルバイトを繰り返した
元生活保護受給者の私が
コンビニ店員のアルバイトについて
体験談を語ります。

特に、生活保護受給者がコンビニで働くこと
そして、廃棄食品を食べること
についての視点で述べていきます。

目次
〇前提知識 直営店とフランチャイズ(FC)
・直営店
・フランチャイズ
〇業務内容
・レジ業務
・検品
・ファーストフード
・品出し
・掃除
・おまけ
〇コンビニで働くメリット
・シフトの幅が広い
〇コンビニで働くデメリット
・低賃金
・社会保険が充実していない
〇コンビニの廃棄は貰えるのか
・コンビニで廃棄を食べられる確率
・コンビニで廃棄を食べるのを許可する理由
〇廃棄を食べる際の注意
・注意その1 コンビニ本部的には完全NG
・注意その2 体調を壊しても自己責任
〇コンビニは外国人だらけ
〇まとめ

〇前提知識 直営店とフランチャイズ(FC)

コンビニでアルバイトするにあたり
直営店か、フランチャイズ店かの違いが
とても大きな差になってきます。
両者の違いをご存じの方は飛ばしてください。

直営店

会社が直接営業している店舗です。
働いている従業員は
コンビニ本部の社員と
コンビニ本部に雇用されているアルバイトです。

メリットとして、社会保険・残業代は
割とルールが守られている
大きなハズレ店舗は滅多にない
デメリットとして、ルールが厳しめ
(廃棄はまず食べられない)
という点が挙げられます。

フランチャイズ店

コンビニ本部とフランチャイズ契約を結んだ
オーナーが営業している店舗です。
働いている従業員は
オーナーと
オーナーに雇用されているアルバイトです。

オーナーは個人であったり
企業であったり様々です。

デメリットとして
社会保険料充足率は低い
オーナー独自のマイルールが悪質な店がある
メリットとして
服装、挨拶などのルールが緩め
という点が挙げられます。

さて、気になる廃棄食品を食べられるかどうかですが
直営店ではまず認められませんが
フランチャイズ店(FC店)は認められる可能性は高いです。
廃棄食品狙いの方は、FC店を狙って
アルバイトを探しましょう。

〇業務内容

コンビニの業務内容は
細かいものがちょこちょこあると思います。

レジ業務

食品、日用品
揚げ物
酒、たばこ
切手
公共料金
宅配便

など、いろんな商品を取り扱っています。

レジにはきちんと研修モードもありますので
数時間練習すれば覚えられるようになっています。

検品

パンや弁当
日用品など
毎日商品がお店に納品されます。
専用の機械で
数を確認する作業です。

ファーストフード

チキン、おでん、中華まん
電子レンジやフライヤーなどを使って
売れるタイミングで品切れさせないように
用意します。
また、それぞれの販売用機器は
毎日洗浄しなければなりません。
結構面倒くさいです。

品出し

商品が減ったら
棚の後ろから前の方へもってきて
見栄えを良くします。
整然と並べることで
万引きされた際に気づきやすくする効果があります。
(多少ですが)
お店の奥にも商品はありますので
無くなれば補充します。

掃除

トイレ掃除
店舗の掃除などです。
掃除の方法は店舗によって様々です。

特にトイレ掃除が問題です。
お客にトイレを開放していない店舗は
文句なしに楽です。
客層によっても楽かどうかは大分変り
客が多く客層も何とも言えない繁華街のトイレだと
掃除が大変かもしれません。

おまけ

店舗によりますが
道案内をお願いされることもあります。
観光地の近くなどの立地だと
結構あります。

〇コンビニで働くメリット

シフトの幅が広い

現在、コンビニの時短営業も認められる風潮がありますが
コンビニは基本的に24時間営業です。
どの時間帯にも人が居なければなりません。
ということで、色々な時間で働くことが出来ます。

ですので
朝9~13時
週2
という働き方もできる可能性はあります。
無論、店舗によります。

生活保護的には
少しだけ働くという働き方は
メリットが大きいのではないでしょうか。

また、体調などの関係でフルタイムで働けなくても
少しだけでも働きたい方もいらっしゃるかと思います。
そんな方にもコンビニは働く場所を用意しています。

〇コンビニで働くデメリット

低賃金

コンビニアルバイトは基本的に
最低賃金ギリギリの低賃金業種です

夜勤が多少高くなっていますが
そもそも、労働基準法で
深夜枠の労働時間に対しては
通常の25%増しの賃金を支払う規定があるため
実は、夜勤の時間帯も
最低賃金スレスレだったりします。

社会保険が充実していない

特に、フランチャイズ店舗にある問題です。

加入資格があっても
厚生年金、健康保険無し
という店舗が多くあります。
(この辺を真面目に支払ったら
つぶれるような店舗も多くあるのですが)

とはいえ現在、生活保護を受給している方は
生活保護を脱却する計画が無ければ
厚生年金がどうとか
関係ありませんよね…?

厚生年金に入れないため
生活保護から脱却した場合
将来の年金受給額が減額される場合もありますが
とりあえず今だけ考えるなら気にしなくて良いです。

勿論、将来的に生活保護を脱却するなら
ちゃんと社会保険に入ることも視野に入れましょう。

〇コンビニの廃棄は貰えるのか

コンビニでアルバイトとくれば
売れ残った廃棄を持って帰れる
売れ残った廃棄を食べることが出来る
そんな話を聞いたことのある方は
実態が気になるところではないでしょうか

結論を言いますと
安全のために
廃棄を食べることは認めない
と言うのが、コンビニ本部の基本方針です。

あくまで本部の基本方針なので
食べられるかどうかは店舗運営者(オーナー)の
判断次第です。

コンビニで廃棄を食べられる確率

私が経験したコンビニはトータルで5店です

お店で食べる分にはOK持ち帰りNG 2店

廃棄を食べるのは完全NG 2店

廃棄を食べるのは完全NGだけど
働くアルバイト側のモラルが崩壊していたため
みんな店長にバレないように持って帰っていた 1店

ということで、店舗ルール的には
廃棄を食べられる  2店舗
廃棄を食べられない 3店舗でした。

因みに、廃棄を食べられる2店舗は両方FC店
廃棄を食べられない3店舗のうち1店舗はFC店
廃棄を食べられない3店舗のうち2店舗は直営店
という内訳になりました。

直営店で廃棄を食べられる確率は期待できませんが
FC店のうち3店に2店は店舗で食べることが出来ています。

さて、モラル的にアレな店舗は置いておきまして
本部の方針と実際の店舗では
意見が食い違うのが分かります。

持ち帰りNGなのは、お店の目が行き届かないところに
廃棄食品を持ち出されるのはまずいという観点からです。
(第三者に渡す人がいないとも限りませんし)

コンビニで廃棄を食べるのを許可する理由

FC加盟店の立場からお話しします。

FC加盟店はコンビニ本部に
ロイヤリティを支払わなければなりません。
この金額はなかなかえげつない水準です。

また、高い売り上げを出して一時的に成功したとしても
100mも離れていない近隣に同じチェーンの店舗を出して
一気に売り上げを落とされます。

FC加盟店はそんな環境で
従業員へ回す賃金を捻出する余裕がなく
アルバイトの給料は労働基準法上の最低賃金
社会保険はなし
という雇用でなんとかしている店舗が多いです。

言うまでもなくブラックな環境ですね。

これではアルバイト従業員の不満は溜まる一方
じゃあどうするか
廃棄を食べることくらい黙認して
少しでも従業員の繋ぎ留めに活用しよう
となっても不思議ではないですよね。

ということで
廃棄食品を従業員に渡すのは
搾取されまくりのオーナーによる
コンビニ本部への抵抗でもありますので
廃棄、食べていいよと言われたら
有難く頂いておきましょう。

廃棄食品食べるの黙認派オーナーの意見は
こんなところだと思います。
勿論、オーナーの数だけ意見があるかと思います。

〇廃棄を食べる際の注意

もし、オーナーから
廃棄食品食べても良いよと言われた際も
次のことに注意してください。

注意その1 コンビニ本部的にはNG

コンビニ本部の社員がいる際は
オーナーの方針に関わらず
廃棄を食べないことをお勧めします。

もし、コンビニの本部社員の前で
廃棄食品を食べて
これ、日付切れてない?廃棄食べた?みたいに疑われたときは
朝買った
前日買ったけど食べなかったから今食べてる
とかさらっと言っておきましょう。

本部社員の前で廃棄を口にするのは
出来る限り避けるべきですが
もしもの時の言い訳も用意しておきましょう。

注意その2 体調を壊しても自己責任

いくらコンビニの食品が
添加物マシマシとは言え
保存方法次第では簡単に痛みます。

例えば、30度を超えるところに置いていたり
特に傷みやすい生ものは
私は手を付けないと決めていました。

私のバイト先でも
廃棄食品を持って帰って食べたら
お腹を壊したという声を聞きました。
その人は、もう廃棄食品は食べないと言っていました。

色や匂いがおかしい
味がちょっと変、など
怪しいなと思ったら
勿体ないなど考えずに
ちゃんと廃棄しましょう。

とはいえ、コンビニ食品の厄介なところは
添加物マシマシなため
ぱっと見傷んでいると分かりにくいことです。

ぱっと見の状態で判断するより
暖かい場所へ数時間置かれていたか、など
理屈で判断した方が良いです。

〇コンビニは外国人だらけ

コンビニでのアルバイトは
他業態に比べての賃金の低さ
従業員にクリスマスケーキなどの
ノルマを課す一部の店舗
無理なシフトを強要する一部の店舗
などのネガティブ要因から

若年層にとって不人気なバイトになり
その穴埋めを図った結果
コンビニでは外国人労働者が多くなりました

特に都心の店舗では
従業員の8割が外国人と思われる店舗も
ちょくちょく見かけます。

裏を返せば、それだけ人不足が深刻なので
特段問題を起こさなければ
ニート上がりでも、生活保護でも
どんな人でも
日本語が話せれば歓迎されます。

まとめ

コンビニでのアルバイト体験を元にまとめてみました。

もし、廃棄食品を食べられるのであれば
接客に大きな抵抗が無ければ
生活保護向きのアルバイトと言えます。
廃棄食品の分、食費が節約できますね。

廃棄食品を収入申告する必要はありませんが
もし収入申告したとしても
廃棄食品の価値は0円です。
なんの問題もありません。

私は5店舗のコンビニアルバイトを経験して
良かったことも、悪かったことも
まだまだ語れない部分が多くあります。
また次の機会にまとめようと思います。

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