節約

生活保護を経験した私の現在の家計簿公開【生活保護を利用した後遺症】

生活保護を1度利用すると、お金を大事にしようという意識が強くなり、家計の面でも考えることがいっぱいありました。そんな生活保護時代に身に着いたお金の使い方を、ここ最近の家計簿を見ながら振り返ろうと思います。

生活保護を受給していた時の私の家計簿 も併せてご紹介します。リアルな生活保護の家計簿をご覧になりたい方はどうぞ。

これが私の現在の1か月の支出をまとめた家計簿(コロナが広がる前)です。
※コロナが広がった後は外食の減少、外出の自粛で支出も合計で1万円くらい下がったので、あまり参考にならない気がしました。

1か月の支出

家賃    60000円
奨学金返済 22000円

食費    20000円
水道光熱費 10000円
娯楽・交際費15000円
雑費     5000円
通信費    5000円
医療費    3000円

iDeCo    10000円
養老保険  10000円

合計    160000円

それぞれの内容を解説していきます。

・家賃     60000円

ワンルームのアパートです。
狭いのですが、都心部に住むための費用だと割り切っています。
山手線の駅まで徒歩圏に住んでいるため、とても便利でした。
が、社会がコロナになった以上、魅力は半減しました。
松戸や柏、川口などに移って、4万円くらいで同レベルの生活をしてもよいのではないかとも考えています。

・奨学金返済 22000円

自分で奨学金を借りて進学すると決めたことなので、仕方ないと思いながら返済しています。
やっと半分以上返済できました。
貸与型の奨学金を背負わずに社会に出た人を、羨ましいなと思う気持ちはあります。

・食費    20000円

仕事に行くときも弁当を作り、ふるさと納税、株主優待をたまに使って色々貰い、これくらいです。徹底的に切り詰めればあと5000円は減らせそうですが、食事のバリエーションが無くなりそうなのでしません。

・水道光熱費 10000円

5月、10月など、過ごしやすい時期は8000円を割ることもあります。

一方で真夏、真冬は12000円くらいになることもあります。

平均して1万円前後になります。

狭い狭いワンルームにもメリットがあります。部屋を1つだけ快適にしておけば良く、電気代がかからないことです。ということで特に節約を心がけたことはありません。なんならエアコンをつけっぱなしにしてしまうことがあっても、月に数回くらいなら気にしていません。

・娯楽・交際費15000円

たまに旅行したり、外食したりしたいので、これくらいの予算をとっています。
ここ1年はコロナの影響で、5000円を切ることもよくあることになってきました。家計的に助かりますが、何も考えずに出かけたいですね。

・雑費     5000円

2ヶ月に1回カットに行ったり、日用品を買う必要があるので、これ以上減らせない項目です。因みに衣類に関しては、必需品は雑費、お洒落要素の高いものは娯楽費扱いにしています。

コロナでマスクという出費要素が増えましたが、娯楽費などが大きく減少しているので、気にならないレベルです。

・通信費   5000円

内訳は
wimax2に3800円
パケット通信を利用していないスマホに月1000円です。
スマホの通信も家のPCの通信もwimax2です。

最近はこれに楽天モバイル回線を追加しました。

楽天モバイルを契約しました【無料より安いものはない】

今年は楽天モバイルの新プラン、大手キャリアの新料金体系プランが発表されたので、工夫すれば3000円を切ることも出来そうですね。一昔前に比べると良い時代になりました。

・医療費   3000円

インフルエンザの予防接種や歯医者など、なんだかんだでかかるので、0には出来ません。現在は良いですが、60歳、70歳になった時に病院に行くことが多くならないか不安です。

・ iDeCo    10000円

・養老保険  10000円

どちらも貯金と節税のためにやっています。Idecoは少なくても60歳まで引き出せませんが、老後資金の足しに出来ます。

さて、私は生活保護を利用していたこともあり、再度生活保護を利用することになった場合のことも考えてしまいます。
もしそんな時が来るなら

奨学金返済 22000円
iDeCo     10000円
養老保険   10000円

これらを中断します。

奨学金の返済は収入が少なくなれば中断できますし、iDeCoや養老保険も別にやらないといけないわけでもありません。そうすれば11万8千円で生活できるので、東京都などの生活保護基準範囲に収まります。それでも苦しい場合は引っ越して、家賃を減らせばいいと考えています。

言ってしまえば、私の生活レベルは、生活保護を利用していた時と変わっていません。

たぶん、私は今後少し余裕が出たとしても、いざとなったら生活保護の範囲で暮らせるくらいの生活水準を維持すると思います。正直言って、生活保護基準以下の生活費で生活できているという事実は、いざとなっても生活保護でなんとかなるという心の余裕になっているんですね。これこそ私が生活保護を利用した後遺症です。

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