生活保護での生活

生活保護を貰いながら仕事をしたい場合の仕事の選び方

今回は、生活保護を受給しながら働く際の
職選びのポイントについてお話しします。

生活保護受給中でも働くことで
少し、生活保護以外のお金が手元に残り
生活が楽になります。
(不正受給しよう、というお話しではなく
生活保護の就労控除制度です。)

また、将来生活保護を脱却するつもりがあれば
経験を積んで置き
空白期間を作らないためにも
働いた方が良いです。

※今回は、生活保護を受給しながら
月に3万円~10万円を稼ぐ働き方を
想定しています。
一般的な職選びとは基準が異なります。

ポイント
〇とにかく負担が少ない仕事を
〇交通費は全額控除される
〇ダブルワーク推奨
・広く経験を得られる
・比較できる
・片方が無くなっても安心
〇まずは自分を知る

とにかく負担が少ない仕事を

対人ストレスが少なかったり
肉体的負荷の少ない仕事を選びましょう。
賃金も大事ではありますが
続かなければ意味はありません。
もちろん、耐えられるなら良いのですが
続けられそうな仕事を選びましょう。

どんな仕事が負担が少ないかは
人によりますが
私の場合は上記に当てはまる仕事として
 ・交通量調査
 ・警備員
 ・日雇い派遣スタッフ
を推奨します。(すべて体験済み)

交通費は全額控除される

非常に大事なことですので
必ず頭に入れておきましょう。

生活保護においては
かかった交通費は全額控除されます。

例えば、月に5万円稼いで
かかった交通費が2万円だとすると
交通費分を差し引いた3万円が
稼いだお金とみなされ
生活保護の受給額調整がなされます。

そのため、生活保護の場合は
交通費を気にせず仕事を選べます。
往復で2000円くらいかかっても構いません。

交通費がかかる代わりに
楽な仕事というのも存在しています。
僻地にある楽な仕事
というのを狙っていくのもありです。

さすがにその日の賃金額を超える交通費
というのは、別の仕事先を探そうなど
指導の対象になるかもしれませんが
交通費がその日の賃金額の半分以下なら
そこまでうるさく言われないかと思います。

ダブルワーク推奨

ダブルワークでのメリットを挙げます。
また、仕事Aと仕事Bがある場合
片方は週3、1日6時間
もう片方は週1、フルタイム
などのように
あまり負担にならない働き方の想定です。

広く経験を得られる

将来的に生活保護を脱却することを
視野に入れる場合
就労による収入で生活していくことに
なるかと思います。
そのために、どんな仕事をして食べていこうか
決めることになります。

これが現時点では
なかなか難しい方もいらっしゃいますが
10種類くらい仕事を経験すれば
何らかの方向性は見えてくるはずです。

私もアルバイト含めて

・警備員
・コンビニ店員
・スーパーマーケット店員
・システムエンジニア
・金融機関職員
・新聞配達
・塾講師
・交通量調査
・試験監督
・物流倉庫
・イベントスタッフ

など、これまでに色々やってきました。

これだけやれば、少なくとも
・やりたくない仕事
・絶対にやりたくない仕事
・嫌だけど一番マシな仕事
の分類と原因の洗い出しが出来ます。
もしかしたら
・やってもいいと妥協できる仕事
・やりたい仕事
も見つかるかもしれません。

ダブルワークで進めていけば
単純計算で2倍の世界を見ることが出来ます。

比較できる

特に、生活保護受給者の能力で
就業できる会社は
すぐに人が辞めていく
パワハラ、セクハラが横行している
自爆営業を強いられるなど
問題のある職場も多いです。

1社にしか属していない場合は
問題点を認識することすら
出来ないかもしれませんが

他の会社も見ることで
○○はおかしい
と気づくことが出来ます。

問題があったら片方を切り捨てて
辞めればいいとも思えるので
精神衛生上も良いです。
ご自身の能力にあまり自身の無い方に
特にお勧めするやり方です。

片方が無くなっても安心

急な事情で仕事が無くなってしまっても
もう片方があれば安心です。

できれば全く違うタイプの
仕事の組み合わせでダブルワークすると
両方とも無くなる可能性は低くなります。

まずは自分を知る

これまでの自分の生き方を振り返り
何が向いているか、向いていないか
洗い出してみましょう。

自分には何もできない?と
お考えの方もいらっしゃるかもしれませんが
このサイトをここまで読むくらいには
読解力があると思いますので
最低限の会話
最低限の読み書きは出来ると思います。

まずは本当にハードルの低い
交通量調査や
自分に合わないと思ったら1日で辞められる
日雇い派遣スタッフなどから
始めてみることを勧めます。

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