生活保護関連ニュース

群馬県桐生市の生活保護費を満額支給しなかった件を今更語る

群馬県桐生市が生活保護を受給する50代の男性に対して
1日1000円ずつ生活保護費を手渡しし、全額支給していなかった
本来の生活保護支給額は月額約7万円、月当たりでは半額程度になっていた
というニュースがありました

この話題を取り上げるのも今更感がありますが、大きな問題ですのでこのニュースを見て思ったことを述べていきます

まず、生活保護費を既定の全額渡さない点について、言うまでも無く法に反しています。
生活保護費というのは健康で文化的な最低限度の生活ができると定義された金額で、生活保護費を満額支給しないというのは
健康で文化的な最低限度の生活を送れないということになります。

今、生活保護費を引き下げた10年前当たりの件を裁判しているようですが
その裁判は、引き下げの算出方法は果たして妥当だったのか、というのが論点です

桐生市は、妥当とされたものを破っています。この点に擁護の余地はありません。

さらには後の調査で、桐生市の別の生活保護利用者に対しても
同じように、生活保護費を満額支給していないということがわかりました。
福祉事務所としてこういう方針だったのでしょうか。

ではそんな対応をされたらどうなるか、実際の生活状況を見ていきましょう

基本は生活保護費を1日1000円、金曜では土日も併せて3000円という形で渡していたようです

また、今回問題になっているのは生活保護費の生活扶助についてで、家賃は住宅扶助という形で支払われています。

そして実際に、1日1000円のお金で生きていけるわけがないという意見も多いと思います

これは勿論厳しいですね、生存できるギリギリの線を狙っている感じがあります。

この仕打ちはあんまりなんですが、「そうだね」って素直に全同意できない部分がありまして
寧ろ1日1000円手渡していた方が生活保護費を普通に渡すよりも生活に困らなかったのではないか、という疑問を抱いていまう部分があります。

というのはですね、生活保護界隈ではお金があればあるだけ使っちゃう人というのが一定数います。
最悪生活保護費を貰った初日で生活保護費ほぼ全額を溶かすという、計画的に生きているなら理解できないことをやる人も普通にいる世界です。
信じられないという方には、生活保護費をソシャゲのガチャで至急から3日で溶かした馬鹿な知人の話でもしましょうか。
生活保護はそういう人も普通にいる世界です。

そんな方が生活保護費を初日に7万円受け取り、5日で使い切り、残り25日を所持金0円で過ごしてしまうのは厳しいですね。
それよりは毎日1000円あった方が、お金には困るものの少なくとも飢え死には無いのでは、と思ってしまうわけです。

なので、実際に生活保護費を週払いに分割するケースはあります。
だって分割払いにしないと生活保護費貰ってるのに、お金の使い方が下手くそで飢え死にしちゃいます。

桐生市の問題点はこの水準が生活保護費の満額でなかったことであり、1日に直せば2000円以上でなければいけなかったんですけどね

再三言いますが、この点は桐生市を擁護できる余地はないです。

ただ、毎日支給というのは私も聞いたことが無い話で、よほどの事情かなにかがあったのかなと、もっと背景を詳しく知りたくなりました。

福祉事務所だって暇ではなのに毎日こんな対応したいわけ無い筈です。こんな対応をしていたらその分他の仕事が進みません。

この方「ギャンブル等で借金が膨れ上がった」という説明もあったので、1日に全額渡したら使い切ると判断したのかもしれません。

という感じですが、桐生市、他の方にも同じように生活保護費を満額支払っていないというお話ですし、もっと事情を知りたいですね。

いざという時、安心して生活保護を利用できるように、生活保護は適切な運用がされて欲しいなと思う次第です。私自身、将来生活保護を利用しないと、断言できるほど資産形成に成功していませんし。

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