生活保護に関する考察

生活保護費と生活保護は今後どうなるか

私は生活保護を脱出して数年になりました。
とはいえ、今後の生活はわからないため
未だに生活保護制度への関心を捨ててません。
今後お世話になる可能性もありますので。
今回は、生活保護制度にお世話になった私が
生活保護の支給額は
今後どうなっていくのかを考察します。

結論から言うと、生活保護支給額は今後しばらく微増か横ばいで推移し
生活保護での生活は少しずつ苦しくなると考えます。

目次
・なぜ生活保護は今後苦しくなるか
 1、最低賃金の上昇
 2、物価の上昇
 3、生活保護支給額の推移
・生活保護の支給方法の方針
・まとめー節約しよう

なぜ生活保護は今後苦しくなるか

1、最低賃金の上昇
2、物価の上昇
3、生活保護支給額の推移

この3つの要因から考えます。

1、最低賃金の上昇

2019年、東京都の最低賃金が時給1000円を超えました。
3%の伸びとはいかなかったものの
ここ数年は毎年20円以上の上昇をしています。

地方に目を向けても、安倍政権に代わる前と比べて
100円以上増えています。

このペースの伸びを維持することは無いにせよ
10年後には現在と比較して+15%くらいは伸びていると思います。
東京都では1150円にはなっているでしょうか。

2、物価の上昇

最低賃金が増えれば、その分人件費も増え、物価も上がります。
また、日本以外の国を見てみると
物価は上昇しているため、日本も巻き込まれる形で物価は上昇します。
そして増税によって、現在の消費税率が10%になりました。
日本で増税が起こっても、大幅な上昇は無いと思いますが
10年後くらいには緩やかなインフレによって
現在1000円で買えていたものが1200円くらいの金額に増えていると思います。

ここ10年くらいで考えてみると
増税に便乗して、色々なものが値上がりしていないでしょか。
そのお菓子、お値段据え置きでも、内容量が20%くらい減少していないでしょうか。
断言します。
10年前に3万円で買えていた1ヶ月分の食材は
今では絶対に3万円では買えません。

物価の上昇は全てのものについてくるとも思わないので家賃は据え置き
光熱費もガスや石油の値段が上がれば上がるでしょうが、インフラなので
日用品程の物価上昇は無いかと思います。

ですので、現在12万円の生活保護を受給し
家賃光熱費に5万円
食費や最低限の服、日用品などに5万円
残りを娯楽費などに2万円あてている方を例にします。

家賃光熱費は5万円のままで据え置きでしょう。
食費や最低限の服、日用品などに
月5万円かかっていたのが
10年後には月6万円かかるようになるかと考えます。

つまり、最低限の生活費は10万円から11万円に上がると考えます。…①

娯楽費は残ったお金で賄うことになります。
娯楽費なんて生活保護に要らないだろという意見もあるでしょうか
さすがに娯楽が0では生きていけませんから…
ですが、この残ったお金が少なくなります。

3、生活保護支給額の推移

最低賃金、物価の上昇率に対して、生活保護費はどうでしょう。
ここ数年間で生活保護を受給された方ならお分かりと思いますが
最低賃金の上昇率ほど伸びてはいませんね。

物価の上昇に対して、生活保護費支給額が増えなければ
それだけ生活は苦しくなります。
消費税の増税があるときは、多少の増加はあります。
ですが、多少の物価上昇では
支給される生活保護費はそれほど増えないかと思います。
物価が20%上昇したとしても生活保護費は5%ほどの増加に落ち着くと思います。

12万円支給されていた生活保護費は12万5千円の支給になる…②
くらいの変化があると考えます。

①②を元に計算してみます。

現在は
生活保護費12万円
生活費10万円
余裕(12万円-10万円)=2万円
の人は

10年後
生活保護費12万5千円
生活費11万円
余裕(12万5千円-11万円)=1万5千円
になると考えます。

つまり、余裕資金としてのお金が5千円減り
その分だけ生活が苦しくなる。
これが私の考える10年後の生活保護支給額です。
現在どんな出費があるかに非常に左右されますが
少しか、かなりか、の差はあるにしろ、生活は苦しくなると思います。

生活保護の支給方法の方針

今後は、実費で支給するのが好ましいものは
実費での支給に移行する
というのが基本方針だと思われます。

例えば学校での部活動や、教材を買うための学習支援費
一定額の支給だったものが
平成30年から実費支給(上限あり)になりました。

これによって、学習支援費を親のたばこ代に充てる…
などの他用途への利用は出来なくなりました。

実費支給は申請時の手間がかかりますが
生活保護費の削減という視点に立てば、良いことかと思います。
本当は使用されないのに何かの費用を支給することは
生活保護世帯間の公平性から言っても無いでしょう。
実費支給の流れは続くと思います。

まとめー節約しよう

生活保護に限らず、収入が上昇しない方
(現在月給を額面で20万円程貰っていて最低賃金が多少増加しても影響の無い方)は
今後の緩やかな物価上昇によって生活が苦しくなると思います。

話は脱線しますが、非常に低い給与で月給制の給与体系の方へ
例えば東京都の会社で月160時間働いて
給料は額面で(手取りではなく)15万円…
仮に7年ほど前でしたら何も違法ではありませんでしたが
現在では最低賃金を割っているため違法です。
労働局などにタレコミましょう。

現在の最低時給が1000円を超えた東京都にて
時給1000円でアルバイトを募集する貼り紙を稀に見ます。
これは管理者、経営者が最低賃金を認識していないことが原因です。
零細企業でも、経営者の意識がこの程度の場合がありますので
最低賃金割れはアルバイトに限った話ではありません。
あまりに安い月給で働かれている場合
最低賃金を割っていないか確認しましょう。

では……苦しくなるだろう将来に向けて
どうすればよいでしょうか。

まずは、生活が楽になったか苦しくなったかきちんと把握しておきましょう。
家計簿をつけるなどして、今月の収入は〇円、支出は▽円
1年前は収入は●円、支出は◆円・・・と
なんとなくではなく、数字で具体的に感じることです。
そうすれば、本当に生活が苦しくなっているかいないか
実態がわかります。

毎月家計簿を…というのが厳しい方は
1年のうちに1ヶ月だけつける…などをやってみると
毎年の比較ができてよいと思います。

その上で、生活がやばいと思ったら節約しましょう。
家計簿をつけて見返せば
どうやって節約につなげるかのポイントが出てきます。

生活保護を受給していても
収入が少なくても
たった1回の自分の人生です。
強くしぶとく生きましょう。

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