家庭菜園

豆苗という節約食材

いくら節約しているといっても
健康のためには野菜を取り入れていきたいですね。
本日は、野菜の中でももやしに並ぶ節約食材
豆苗を育てたお話をします。

食べたら再度育てて収穫できる
という、豆苗の販促フレーズ
見たことは無いででしょうか?
節約好きな方にはたまらない響きですよね。

そこで管理人も豆苗を買った後
育てて再収穫してみました。
結論から言います
水をせっせとあげるだけで
2回再収穫出来ました。

目次
〇豆苗の育成経過
〇豆苗の育成ポイント
〇豆苗の調理

豆苗の育成経過

11/30
村上農園様の豆苗を98円で購入しました。

まずはおいしく頂き
残った茎を
水に漬けました。

12/04
少し伸び始めてきました。
ここから一気に伸びます。

12/10
育ちました。
ここで1回目の収穫をします。
購入時と同じくらいの高さに
成長したら収穫時です。

12/16
収穫後、少し育ってきました。
一部だけ非常に伸びているものがありますが
1回目の収穫時に育っていなかったため
収穫されずに残っていたやつです。

12/22
育ったので2回目の収穫をします。

だいたい、収穫後は4日程停滞
伸び始めたら一気に伸びる
という育ち方をしています。

収穫量は
1回目:購入したときの8割
2回目:購入したときの5割
と、収穫を繰り返すにつれ少なくなります。
これは、うまく伸びなかった茎があることと
茎を切って別の茎が伸びる際に
茎が細くなっているのが理由です。

これから3回目に挑戦してみますが
2回目収穫時点での成長っぷりを見て
おそらく2回が再収穫の限界かなと思います。

※追記

3回目はたいして育たなかったので収穫を諦めました。

とはいうものの
購入時
1回目の収穫
2回目の収穫

合計3回食べられたので満足です。

※再追記

何度も豆苗を試みてみた結果
4回収穫できたこともありました。
(水だけでは無理でしたので、液体肥料を使ったりしました)

豆苗の育て方のポイント

 要点
・深さのある容器を使う
・水は切らさない
・水は入れすぎない
・水は1日1回入れ替える
・日の当たるところに置かない
・衛生的な環境で
・10日を目安に収穫

私以外にも、豆苗を育てていた知人がいましたので
聞いた話も混ぜてご紹介します。

・深さのある容器を使う

私はちょうどパックご飯の容器があったので
それを使ってみました。
豆腐の容器などが妥当かなと思いますが
2cm以上の深さのある入れ物なら何でもよいと思います。
深さ1cmのトレー…などはちょっとお勧めしません。

・水は切らさない

水だけで育てますので
水が切れると途端にしおれてしまいます。
水は無くならないように注意しましょう。

・水は入れすぎない

豆の部分まで水につかってしまいますと
腐ってしまう原因になります。
根の部分だけ浸かるようにしましょう。

・水は1日1回入れ替える

水も生き物です。
ほっとくと腐ります。
面倒ですが、1日1回を目安にしましょう。
※夏は1日2回がいいかもしれません。
逆に冬場は私も何回か忘れてしまいましたが
別に問題ありませんでした。
と言っても、替えるに越したことは無いと思います。

・日の当たるところに置かない

植物ではなく、水の問題です。
直射日光によって、水が温まってしまいます。
夏場はもちろん、冬でもなかなかの温度になってしまい
豆苗に悪い影響を与えてしまいます。

日当たりの良いところの方が、育つように思いますし
土に植えた場合は日に当ててよいのでしょうが
水で育ててることに注意してください。

・衛生的な環境で

おそらく台所
そうでなくとも室内で育てることになるかと思います。
衛生環境は大丈夫でしょうか?

ゴキブリやハエが寄ってくるような環境で
豆苗を育成するのは
あまり良い気がしないと思います。
加熱しちゃえばまずどうってことはありませんが
まずはこいつらを駆逐することからはじめましょう。

・10日を目安に収穫

育て続けると、豆苗ではなく
豆の茎になっておいしくなくなります。
具体的には筋が入り、硬くなります。
その日に使う予定はないしな…
という場合は、収穫して冷凍しておきましょう。

・ずっと放っておくとどうなるか

結論から言います。
エンドウ豆の花が咲き
その後に実が出来ます。

私は3か月ほど放置して
サヤエンドウの収穫まで持って行けました。

放置しすぎて豆苗として食べるには硬い
そうなってしまったら、サヤエンドウとして
収穫するように方針転換もありです。
特に春先では狙えると思います。

サヤエンドウとして収穫するには
それなりの栄養が必要です。
液体肥料を足したり、土に植えるなどして
しっかり育つ下地を作ってあげましょう。

豆苗の調理

管理人は次の使い方をしました。
・鍋の具材として
・豚肉や他の野菜と炒め物に
・スープの具材に

3回目にスープの具材にしてみました。

豆苗はほうれん草に近い使い方が出来るので
自炊を多少なりともする方でしたら
うまく食事に組み込めると思います。

他にも
卵焼きに混ぜたり
ベーコンと合わせて炒めたり
焼肉に添えるのも美味しそうなので
管理人は次回試そうと思っています。

因みに
1回目
収穫1回目
収穫2回目
と使うにつれ
豆苗は太いシャキシャキの食感から
細く柔らかくなります。

まとめ

以上、実例を交えた豆苗の再生栽培でした。
豆苗は、食材として肝心の栄養価も
ビタミンA(βカロテン)
ビタミンB群
ビタミンCを中心に
優秀な数字を叩き出しています。

価格は100円程で安定していますので
2回再収穫することを考慮すれば
1回あたり33円と
節約食材の代名詞
もやしと大差ない価格になります。
食事に取り入れるのも良いと思いました。

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