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試験監督のアルバイト体験談【1日からはじめられる】

私は何度も転職を繰り返し、合間合間に色々なアルバイトもしました。今回は空いた時間を使って1日から働ける試験監督について、体験談を中心にご紹介します。

・試験監督はどんな仕事?
・試験監督のアルバイトをするメリット
・試験監督のアルバイトをするデメリット
・試験監督のアルバイトは暇?
・試験監督のアルバイトを探すときの注意
・まとめ

試験監督はどんな仕事?

私は英語検定の試験監督をしました。その実例を中心にお話しします。

英検では、受付、誘導、教室での監督と、大まかにこの3つの業務がありました。試験によって、各業務の人数配分は異なりますし、業務の具体的な中身も変わってきます。

受付は、受験票と本人確認を行い、試験会場への軽い案内を行います。英検は受付会場があり、別に試験会場がありました。試験によっては「受験者は試験会場まで直接向かってください」というパターンの方が多いかと思います。

誘導は、案内をします。英検は普通に小学生も受けるような試験ですので、迷ってしまう方も普通に居ます。英検に限らず、試験によっては小学生が来ることもありますので、こんな会場で迷子になるわけがない…という思い込みは忘れる必要があります。

教室での監督ですが、これが一番大変だと思います。
まずは試験の開始と終了をアナウンスし試験用紙を配り、回収します。
勿論何事も起こらないはずはなく、「筆記用具を忘れた」「試験中だけどトイレに行きたい…」などなど、色々な受験者の要望が出てきます。また、カンニングなどもされないように気を使います。定期的に受験者間を回ったり、受験者に不審な行動が無いか確認しています。

英検に限ったお話ですが、リスニング試験時にはCDを流します。これが結構神経を使いまして、もしリスニング中に工事の音などがあって、聞き取れなかったりしたらCDを再度流したりする必要があります。

と言うものの、ずっと張りつめているわけでもなく、基本は椅子に座って考え事をしながら教室を見てます。

また、試験の前後では会場の準備もします。机に試験番号を貼ったり、ホワイトボードへの書き込みなどです。試験が終了したら後片付けも行います。

以上の業務を行っていきました。試験によりますが、大まかに受験者の受付、試験会場の監督、誘導や連絡を行い、試験を円滑に行うというのが、試験監督の仕事となります。

試験監督のアルバイトをするメリット

・単発なので、都合の良いときに

試験監督の仕事は、基本的に1日限りの仕事です。他に仕事をしていても、学校などがあっても、タイミングがあれば仕事をすることが出来ます。

・待遇はそれなり

募集の内容では、8時から17時までの実働8時間、休憩1時間ということで募集をしていますが、だいたい実働は8時から16時まで、休憩1時間の7時間労働でした。特にトラブルが無ければ答案を集めて終了なので早く上がれます。場合によっては16時前に撤収したこともありました。これは、仮にトラブルが起こることを想定し、多少時間に余裕を持たせているためです。また、昼食お茶付でたいへんありがたかったです。

・お金が入るのが早い

単発でのお仕事なので、締め日を待つことなく早めに給料が貰えます。今は断言できませんが、英検は2018年では給料は即日現金手渡しでした。もし銀行振り込みになっても、振り込みは結構早めになると思います。

・人間関係に悩まない

単発のお仕事ですので、もし同じ試験監督スタッフに嫌な方がいて嫌な思いをすることがあっても、もう一緒に仕事をすることはありません。試験が終わればさようならです。

試験監督のアルバイトをするデメリット

・ほぼスーツ必須

資格試験において、パーカー姿の人が試験監督をすると違和感ありますよね。試験監督、試験運営スタッフというのはそれなりの格好が求められます。クールビズがいくら推進されても、この業界は最後までスーツだと思います。
男性はスーツ着用、もしくはそれに準ずる服装で、女性はオフィスカジュアルと記載があります。スーツが無ければ応募しないほうが無難です。

試験監督のアルバイトは暇?

試験監督のアルバイトは暇、という声もありますので、お答えします。業務の内容によってはとても暇です。例えば試験の会場外で、試験会場に何かがあった時のために待機する連絡係が居ます。受験者がトイレに行きたい、などが起これば、受験者をトイレに案内します。この係は、何も起こらなければ何もすることがないためとても暇です。

他にも、本部待機などの暇ポジションもありますし、試験会場の監督もそのうち飽きが来ます。仕方がないので考え事をしたり、脳内でお気に入りの歌を流すことになります。

試験会場監督限定の暇つぶし方法として、人間観察もあります。あの子小学生かな?あの人イケメン!とか……色々楽しめるかもしれませんが、失礼にならない程度にやってください。

試験監督のアルバイトを探すときの注意

資格試験はいつも行っているわけではないので、募集が非常に不安定です。間違っても試験監督をメインに食べて行こうとは考えないでください。

また、募集数自体も少なめです。(というよりは、募集数に対して応募数が多くなりがちです。)そもそも資格試験などは土日に行うケースが多く、応募者多数で埋まるのが早い傾向にあります。ですが不人気の会場(駅から遠い、主要駅から遠いなど)は遅くまで残る傾向にあります。もし気に入った案件を見かけたら、早めに応募しましょう。

因みに英検の場合は、1回試験監督を経験すれば「何月何日から試験監督を募集します」という告知が来るようになりました。また、試験は年に数回と定期的に行われるものです。一度確認してみた試験監督のアルバイトは、何日前になったからそろそろ募集されそうだな、というように、募集タイミングがわかるようになります。

まとめ

以上、管理人の体験談も交えた試験監督の仕事紹介でした。試験監督はなかなかのレアバイトですが、手軽にできるアルバイトです。お金が困ったときなどにお勧めです。

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