株主優待

131円でカラオケ&ランチしました【鉄人化計画の株主優待を使いました】

緊急事態宣言も開けたので、カラオケに行って昼食を取りました。合計2631円分利用しましたが、支払った現金分は131円です。差額の2500円は株主優待を利用しました。

131円の支払いで歌ってご飯を食べることが出来てそれなりに満足です。

ピザの耳の部分が良い感じにカリカリしていて非常に美味しかったです。自分で作らないご飯というのは楽でいいですね。

ということで、今回は鉄人化計画の株主優待を紹介します。

鉄人化計画の株主優待

なお、お話しするのは2021年10月現在の仕様です。鉄人化計画の株を100株持っている場合は、料金支払いに利用できる500円優待券5枚、計2500円分とワインチケット1枚が貰えます。ワインチケットと言う名前ですが、アルコールが苦手な場合はノンアルコールをお願いすることもできます。

アルコールの場合は2000~3000円程のワインを1本、ノンアルコールでもぶどう果汁100%の美味しいジュースが瓶で1本提供されます。今回頂いたのはスパークリングのジュースです。

因みにこの記事を書いている2021年10月3日時点で、鉄人化計画の株価は1株327円です。株主優待を貰える基準の100株を揃えるには、32700円あればいいことになります。

株主優待の価値は、普通に使って3000~4000円程です。また、メルカリ等で1500~2000円前後で売ることもできます。なので、8~10年持っておけば、株主優待で元が取れる計算になります。

因みにご承知おきかと思いますが、当サイトでは生活保護をメインテーマにしています。生活保護を利用していると株を買うこと、上場されている株を保有することが出来ません。ですが、株主優待を利用することが禁止されているわけでもありません。生活保護を利用していても、メルカリや金券ショップ等で鉄人化計画の株主優待を割安で手に入れて使うことは出来ます。

話がそれましたが、鉄人化計画株は利益率だけ見るのならすごくお得です。株主優待価値を利益率に直すと6~12%になるかと思います。

鉄人化計画株はお勧めできる内容か

ここまで鉄人化計画の株主優待のお得さを伝えましたが、この株主優待内容でも鉄人化計画の株はあまり人に勧められません。

なぜなら、この鉄人化計画は業績が良いとは言えません。

2021年現在はコロナ禍もあり大赤字を出していますが、そもそもコロナ前から赤字が常態化していたという悲しい実績があります。

赤字がずっと続くと、会社はいつか倒産します。ただ、そうなる前に間違いなく、株主優待の見直しなどがあります。

株主優待を行うには少なくないお金がかかります。なので、株主優待をやめてしまえば、それだけコストカットが可能になります。普通の経営者なら、会社を倒産させるくらいなら株主優待を廃止して、出費を少しでも抑えます。

株主優待も、元手がかかるものからほぼノーコストで行えるものまであります。例えば自社が運営する動物園の入園券なら、別に動物園に入園者が増えても出費が増えるわけではありません。逆にクオカードなどは、その額面のクオカード代を他社に支払うので、ものすごく出費がかかります。

この鉄人化計画の株主優待は、カラオケサービスの提供、飲食の提供、ワインの提供です。カラオケサービスだけなら提供に大してお金はかかりません。ですが飲食については自社で全て製造しているわけでもないので、食材やワインを他社から仕入れなければなりません。なので、鉄人化計画の株主優待は、原価がそれなりにかかる高コストタイプの株主優待と言えます。

そして、赤字が続くと、配当を出すのが非常に厳しくなります。事実、私は鉄人化計画株を4年以上保有して、配当金を頂いたことがありません。世間一般の評価は、経営赤字で配当金を出せない株=危険な株、ということになり、株価も下落することになります。

このように考えると、鉄人化計画の赤字が続く限り、株主優待は続くのか、見直しされて改悪、廃止されないかという不安が付きまとうことになります。そういった心理も反映して、2021年までの株価の動きは下落傾向にあります。トータルで見れば、株価の下落以上に株主優待で回収できているのですが、1年に区切ると、株主優待価値以上に株価が下落した年もあります。

正直言って、会社が倒産して株価が0になっても良ければ鉄人化計画株を買う、くらいの気持ちで手を出すような株です。2021年10月現在では、8~10年株主優待で回収できれば元を取れることになるので、敢えて買うのも面白いと言えます。

なんて書きましたが、業績不振からカラオケチェーン店が無くなるのも偲びないので、鉄人化計画には今後も頑張って欲しいです。

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